阪神は28日に二軍の左腕・飯田を放出して、オリックスから中継ぎ右腕の小林を獲得しました。
阪神には中継ぎタイプの中堅右腕が一軍、二軍に多数いるので、パ・リーグ最下位に低迷するオリックスの求めに応じた交換トレードなのだと思います。
阪神は昨年オフから飯田に先発挑戦させたりと育成に尽力していたので、飯田を一軍で試さずに放出したのは意外でした。
左の中継ぎが不足しても飯田は一軍に呼ばれなかったので、状態も良くなかったのでしょう。
今回阪神が獲得した小林ですが、大学~社会人経由のプロ4年目の27歳で、昨年ロッテから獲得した150キロ右腕の高野(大社経由、今季でプロ5年目の28歳)と経歴はそっくりです。
小林はプロ1年目で35試合に登板して防御率3.98、それ以降は成績を落としていますが、一軍で通用した実績がある点では高野を上回っています。
阪神も二軍戦で小林と対戦してきた筈なので、今の実力も把握した上での獲得だと思います。
開幕してから谷川や伊藤和、ルーキー小川と中継ぎ右腕が試されては二軍落ちしているので、小林がプルペンの即戦力になれるのかに注目です。