日ハムは昨年アメリカ3Aでプレーしていた村田透を獲得して先発起用しています。
巨人の元ドラフト1位で戦力外を経て渡米、3Aでシーズン15勝を挙げたキャリアもある謎の多い投手でした。
阪神も一昨年オフに獲得寸前まで行ったとか行かないとかでマスコミを賑わせた投手でもあります。
メジャー候補生を相手に勝ちまくった村田はどんな投手かと思いきや、140キロ前半の直球を動かしながら変化球も多く交える技巧派右腕でした。
日ハムは驚くようなスピードは無くてもゴロを打たせるタイプの外国人投手を連れてきますが、アメリカ帰りの村田も似た感じですね。
阪神で言うなら秋山が近いのでしょうが、新外国人のノリで村田を獲得していたら似たタイプの秋山は一軍で使われなかったかもしれません。
日ハム・栗山監督は早い回でも村田をスパッと代えるドライさで、彼を勝たせて乗らせたい意思は見受けられません。
キャリア的に育てる段階の選手ではありませんが、他の日本人選手の扱いとはちょっと違いますね。
日ハムで外国人並の成果主義を突き付けられた村田ですが、阪神だったら村田の心情を忖度してのグダグダ起用になっていた気がします。