阪神はメッセンジャーとマテオの2投手と再契約、右肘手術のドリスは保留選手名簿から外す方針を明らかにしました。
メッセンジャーは2年契約の年俸3億5000万円、マテオは単年で1億1000万円と言われています。
メッセンジャーは長年の実績から順当な所ですが、マテオの1億円越えは意外でした。
マテオの今季年俸は7500万円なので20セーブで大台突破はアリではあるのですが、前半戦での相次ぐ救援失敗「ちょっとマテオ」が悪印象ですね。
52試合で1勝3敗20セーブ、防御率1.80の数字は立派ですが、そこまで内容が詰まっていたかは「?」です。
あまりに同点打、逆転打のイメージが強くて、防御率3点台の投手のように感じていました。
前の投手が出した走者をホームに返してもマテオの自責点にならない数字上のマジックですね。
一方で、圧巻とは言えなくてもシーズン終盤は安定していたので、来季は年間通して頼れる抑えになってほしいものです。
もう一人の救援投手ドリスは阪神側も見放してはいないようなので、来季使えるなら再契約、ダメなら契約見送りになりそうです。
阪神もドリスを残す意思があったのなら、右肘手術を本人任せにして容態を正確に掴めていないのは管理ミスな気がします。