映画「神様メール」
ロクデナシな神(底意地の悪い中年男)の娘・エアが、父の支配する人間界をハッピーに変える為に「新たな使徒6人」の人生に関わる物語です。
エアの母は無口な女神(夫に従順な中年女)で趣味は刺繍と野球カード集め、兄はJC(ジーザス・クライスト)でエアの寝室にミニチュアとして飾られています。
JCの使徒12人をエアが18人に増やすと決めたのは、女神が集めている「野球カード」との数合わせ。
何ともユニークですね…
エアの選んだ「新たな使徒6人」は6人とも奇妙な人物ばかり。
ゴリラを夫にした老婦人、妻子を捨てて義手の女に走る自称・殺し屋、少年時代にビーチで出会ったドイツ女に執着する妄想男…
R15指定らしく女性の裸体がバンバン出てきます。
映画館の宣伝ポスターでは少女エアが可愛らしく王道作品っぽい雰囲気でしたが、とんでもなく変化球な「それでいいの?」が続く作品でした。
王道を期待しなければ十分楽しめると思います。
平日13:35の部、推定観客数20人でした。