映画「LUCY」
予告映像でのヒロインが時間まで操作するシーン(=両手を交差させて都市の時間が逆行していく様子)に惹かれて観てきました。
あのシーン、実際の時間を巻き戻しているのではなく、地球の過去の記憶にダイブしているだけでしたが…
自分の余命を知ったルーシーが残された時間をコリアンマフィア(?)への復讐ではなく、膨大な知識を次に伝える事に費やしたのはクールでカッコいいですね。
ルーシーは次世代コンピューターを造り出し、膨大な知識の詰まったメモリーを学者たちに託して肉体は消失してしまいます。
消えたルーシーを探す警部のスマホに彼女から「私は何処にでもいる」メールが届き、その意識は神の如く全てを見ている存在に…?
イメージ的には「装甲騎兵ボトムズ」のワイズマン(全宇宙を監視・操作する神に等しい存在)になった感じですね。
脳機能の100%覚醒でそこまでなる…?な気もしました。
スカーレット・ヨハンソン演じるルーシーは問答無用でカッコいいので、ストーリー展開や能力の壮大さに突っ込むのは野暮にございます。
唐突に終わる無機質なラストは消化不良ですが、変にウェットに来られるよりは…ですね。
公開して1週間余りの土曜のレイトショー、推定観客数40人でございました。