今週のグランドスラム。
三咲高の1点リードで9回裏を迎えますが、一心の魔球は横北高の分析力の前に絶対的な力を失っていました。
いきなり4連打を浴びる一心ですが、それでもバックの好守備で無失点にしのいで2アウト。
お互いの体の軸がハッキリ見える完璧な同調は初めてで、外野からナインを見渡す古藤もビックリ。
三咲高ナインは投手・一心の投球の意図を汲み、打球の位置を読んでノーサインで連係プレーをこなす、渡部監督も驚く身体理論の極致にまで達します。
勝利まであと1人、三木山を打席に迎えて次回に続く、です。
遂に来たか…ですね。
かつて蔵座が理想に挙げたノーサイン野球は戦術面の理解をナインに求めたものでしたが、今回はその上を行く極致にまで到達しました。
これから三木山は打席から三咲高の同調プレーを味わう訳ですが、例え負けても敗戦の悔しさよりも新たな目標を得て次への活力にするでしょう。
これは、もう…完全に終わっちゃいますね。