5月に大失速した阪神打線ですが、上本の復帰で上位打線が機能し始めました。
ゴメスは三振は多いがホームランを打てる前評判通りの打者になり、マートンは例の「ミズノ効果」が消えて元の中距離打者に落ち着きました。
今成が極度の不振を脱して打率を3割に乗せて、新井良からスタメン三塁を奪うなど、一軍の顔ぶれは同じでも中身は大きく変わってきました。
しかし変わらないのが福留の不振とスタメン固定。
好調な2年目・緒方の勢いを借りずに打率1割台のベテランに固執する理由は「?」ですが、和田采配に変わる気配が無いので福留はチャンス潰しの「内なる敵」と覚悟するしかなさそうです。
掛布DCが二軍の伊藤隼が好調だと語っていますが、左の外野手は苦難が続きそうですね。