先週のグランドスラム。
横北のエース三木山は監督中心の管理野球とは真逆の三咲高に触発されて、彼らの「即興演奏会」に参加すべく監督に登板を直訴します。
初回3失点の岡村と交代した三木山は気迫を前面に出して三振を奪う荒々しいピッチング。
これまでの監督の指示通り冷静沈着に投げていた三木山とは雰囲気が一変して次回に続く、です。
スター特有の三木山の悩みですが、確かに街頭アンケートで知らない人から「理想の息子」と言われても戸惑いますよね。
結果的に横北の監督が三木山を抑圧していた格好ですが、選手の自主性に任せていたら普通はチームが空中分解します。
三咲高は名門出の蔵座が他の部員に野球を教えている状態で、選手間の意見の相違が起きにくいから成立しているだけです。
あまりに早すぎる三木山の登場で三咲高のイケイケモードは1回表で終了。
その裏から防戦一方の苦しい試合になっていきそうです。