2日のソフトバンク戦、阪神の先発・藤浪はリードされたまま6回途中で降板しましたが、再三のピンチでは三振を奪う底力を見せました。
捕手のリードに従って全力で投げ続けるのではなく、リードの意図を理解して局面ごとに強弱を付けて投げているようですね。
スタミナを温存しているのでピンチでは強い球を投げてきます。
最も「力を抜く」だけの高いポテンシャルを持った投手は最近の阪神ではいなかったので、本物のエース候補はモノが違うなぁ、という印象です。
投球フォームにバラつきが無くなり、課題だった与四球が半減。
代わりに苦手の左打者に有効だった(?)荒れ球が減少、新たに左打者対策が課せられました。
同じ投手なのに目まぐるしく変化していく面白い投手です。