21日の楽天とのオープン戦で、日ハム・大谷が救援で1回を無失点に抑えた後、右翼を守って打席にも立つ「二刀流」を実践して見せました。
今回は157キロを計時した「ダルビッシュ二世」の素質の高さが注目されましたが、牽制悪送球や暴投、突然ストライクゾーンに入らなくなるなど、結果オーライな怖さのあるマウンドでした。
試合後、日ハム・黒木コーチと高津氏の対談では「崩れそうで崩れない」「抑えた、でなくねじ伏せた」と無失点に抑えたから言える、ファン目線のコメントが気になりました。
大谷が大器なのは分かりきった事なので、もっと踏み込んだ話が聞きたかったですね。
慌ただしさの中、数回の素振りだけで打席に入り、初球からフルスイングしてプロの球を前に飛ばしてみせる大谷の天性のバッティングは野性の人・糸井を彷彿とさせます。
157キロにはインパクトがありますが、素質任せでない腰を据えた打者・大谷も見たくなりました。