今週のグランドスラム。
椅子に座ったままのゴルフボール打ちで、渡部監督の指導を即座に吸収して成果を出してみせた蓮池。
蓮池よりも身体理論を長く学んでいた1年の有望株・速水らもトライしましたが、打ち損じて打球がマトモに飛びません。
他の部員たちは蓮池との才能の差に意気消沈してしまいます。
蓮池は蓮池で次に進みたくてウズウズしており、皆が出来るまで次に進まない渡部監督の方針に苛立ち始めていました。
今度は二人一組になって、自分のタイプを意識しながら椅子に座ってのキャッチボールがスタート。
一心と組んだ蓮池は軽々と強いボールを投げてみせて、課題をクリアしてみせます。
他の部員は中峰のようにセンスよく投げる者もいれば、相手にボールが届かない、自分のタイプを意識しすぎて固まる者もいて出来、不出来が分かれました。
周囲の上達の遅さにイライラMAXの蓮池は、捕球し損ねたボールを取りに一心と蓮池の間に入ってきた1年の顔面スレスレに豪速球を投げ込み「足引っ張んな」で次回に続く、です。
一心の活躍はナインに勇気を与え、蓮池の才能はナインに諦めを呼ぶ、そんな感じですね。
一心の場合は「アイツが出来るなら俺たちも…」とナインにとっては手が届く感があるのでしょう。
唯我独尊な蓮池の性格は完全に個人競技向きで、矯正は難しそうですね。
蓮池を特別扱いせずに気分よくやらせるには限界がありますし、渡部監督の手腕に期待するしかありません。
果たして野球部の秩序は維持できるのでしょうか?