2年目の斎藤を開幕投手に指名した栗山監督。
スポーツ紙は大喜びですがファンは冷静で昨年6勝に終わった斎藤の実力には懐疑的。
大役を任せるには時期尚早、結果次第では斎藤がチームで浮くのでは?と危惧するファンも少なくないはずです。
オープン戦でもエース誕生を予感させるには程遠い投球内容で「持ってる」から大丈夫と楽観視できる状態ではありません。
ファンが本当に望んでいることとマスコミの待望論は全くの別物、マスコミはファンの声など代弁していません。
マスコミは事の是非は二の次、売れる注目記事になれば何だっていいのです。
そんなマスコミ感覚を残したまま一面狙いの采配をしていたら選手を傷付け自らの首も絞めるだけです。
同じ新監督でも中畑監督は選手、コーチ時代に結果が出せなければ厳しい批判に晒される環境で長年鍛えられてきました。
一方、栗山監督は現役引退後は勝負の世界から遠ざかり、常に監視され結果を求められ続けた経験は皆無。
怖いもの知らずの「軽さ」がスタンドプレーに走らせるのかもしれません。
持ち駒には恵まれた栗山監督ですがファン以上に斎藤の実力を知る選手たちがついてきてくれるのか心配です。