日本という国が作り上げてきた世の中は素晴らしいものがあると思っています。
…が、その一方で社会に出て気づかされたことも多々あります。

今は研修中なのですが、この研修の内容がね。。。
まず、コミュニケーション。
嫌いな相手でもガマンして付き合えだの、人見知りでも積極的に相手と向き合えだの、なかなか説教クサいことを言われる。
実務につながる研修では、こうしろだのあぁしろだの事細かに言われる。…まだ本格的な仕事も始まってないのに。

まぁようするに上の人間に従順で任された仕事を機械的にやって、まわりとは上辺だけでも仲良くしなさいってな具合に矯正したいのでしょう。
そこには個性なんかいらないから、迷惑かけずに成果をあげてと言われてるような気がする。
こうなると他に替えがきくから自分の存在意義なんかないのかって思っちゃうよね。

あと、上司に言われた一言がある。
「労働時間に入らないお昼休み以外の休憩時間にも、会社はあなたたちにお給料を払っているんですよ。
だからしっかりと仕事をしてください。」
…言い分はものすごく分かるよ。
でもさ、ここに日本人の仕事の感覚というか、大人のダメな部分がにじみ出てるよね。
こんなこと言われると、人生の多くの時間を会社に費やしているんだからお給料を貰って当然だろ?って反論したくなる。
仕事への意識に対する注意喚起をしたいのならば、
「あなたは自分のために仕事をしているのでしょ?だったら自分のためにもっとがんばりなさい。」
みたいなことを言える人はいないんかね。
まぁ最近の大人は怒り慣れていないから仕方がないか。

まぁ、このままずっとこんな雰囲気でいたら、アイデンティティが欠如していくのは明白。
いつかは抜け出して自由を手にしてやる!
最近、「荻野です」ってタイトルのメールがよくくる…

内容はざっとこんな感じ。

「私は肝臓ガンになってしまい、余命一年です。
今は施設に入り、余生を楽しんでいます。
しかし、土地や株などを整理し、残った財産が1億円ほどあり、これを次の世代の方に有効活用していただきたいと思っています。
そこで、あなたに1000万円を差し上げたいと思います。
この話に興味があれば下記のURLにクリックしてください。」

みたいな内容のメールが何通もくるんだよね。
…いわゆる迷惑メールだよね。

そこで俺はこう言いたい。
荻野よ、とっとと死ぬか、さっさと誰かに一千万をあげろ…そして二度とこのメールを送るなと…
mixiで努力が報われるかどうかって記事読んだ。
この記事によると過半数の人が努力は報われないと思ってるらしい。

…まぁその通りだわな。
何かの目標に対し努力して、その目標が達成される可能性ってものすごく低いよね。
中にはその結果だけ見て、「努力が足りない」とか無責任なこと言うヤツがいるけど、
じゃあ、あとどのくらい努力が必要?、オレの今までの努力を全部見た?とか問い詰めたくなるね。

ただ、まぁこう考えれなくもない。
自分が今までした努力が実を結ばなかった。
…がこの努力が自分の経験としていつか役にたつ。または今の自分があるのはこの努力があったからってな考え。

まぁここまで来ると精神論になってしまって、その人の捉え方になってしまうよね。

やっぱり万人に言えることなら、こういう精神論は避けるべきであって、
そうなるとやっぱり努力が必ず報われるなんてことは絵空事なんだろうか。