フットピーポーよ!ついにコンフェデレーションカップ前夜です!ブラジルでは朝からずーっとファイナル前の特別番組とセミファイナルの試合がリピートされています
今回はセミファイナル、スペイン×イタリアを振り返りつつ、ファイナルのプレビューにつなげてみたいと思います
しかし激闘でした。ほんとイタリアはやってくれましたね。スペインは聖カシージャス様様ですよ。逆にイタリアはあの前半で最低1点取っておくべきでした。マリオさんの不在が痛かった
このセミファイナルはかなり戦術的な試合でした。イタリアはこの試合をユーロ決勝時の4-3-1-2ではなく、グループリーグで引き分けを演じた3バックでスペインに対します。
ただユーログループリーグ時の3-4-1-2ではなく、同じ3バックでもこの日は3-2-4-1的な布陣。ツートップの代わりに中盤にもう一枚人数を割く形に修正していました
狙いはスペインのストロングポイント、中盤を潰すためでしょう。そしてこの修正が見事にハマりました
中盤の数的有利を活かしたプレッシングが効いていました。プレッシングが効くことで、両サイドのマッジョ、ジャケリーニは高い位置にポジションが取れ、特にマッジョが輝いていました
前半のイタリアはこのマッジョの攻め上がりで2回ほど決定機を作っています。攻撃力が売りであるスペイン左サイドバックのアルバは、マッジョに押しこめられ防戦一方。守備の弱いアルバの穴を徹底してイタリアは突いていました。
後半、プランデッリが先に動きます。センターバックのバルザッリに代えて、モントリーボを投入。デロッシをリベロに据えながら、今大会でヒットしたスリーセンター気味にフォーメーションを代えさらにギアを上げます。デルボスケはこの事態に、サイドの本職ヘスース・ナバスを投入。
ユーロでもそうでしたが、サイド攻撃が機能不全におちいった時に、対処法として起用されるナバスの投入。このメッセージによりスペインはナバスを使いイタリアの右サイドを狙いだします。スペインはようやくピッチを広く使う攻撃ができ、ペースをイーブンに戻しました。
それならばと、疲れの見え始めたマルキージオに代え、プランデッリはアクイラーニを投入。より中盤を強化する狙いだったんでしょう。しかし、この中盤重視というよりも、中央重視の交代、どうだったんでしょうか。
ナバスの脅威を防ぐためにも、ここまで出番のないエルシャーラウィあたりを左サイドに投入なんて交代がイタリアファンとしては観たかったです
その後、トーレスに代え、ハビ・マルティネスをそのままセンターフォワードに入れる、斬新な0トップも飛び出しましたが、こちらの交代も不発で試合はPK戦にまでもつれました。
試合では大活躍だったボヌッチが外し、イタリアは敗れた訳ですが。やはり、現代サッカーにおいてサイドの重要性が浮かび上がった試合だったと思います
迎えるファイナルでも注目しているのがサイドの攻防です
今大会のセレソンはマルセロ、ネイマールが並ぶ左サイドがストロングポイントです。はたしてスペインはどのようにしてセレソンの左サイド攻撃を迎え撃つのか
おそらくシルバ、イニエスタよりもポジションを忠実に守り、守備もいとわないペドロを配置し、マルセロとネイマールの分断をはかるでしょう。右が突かれるという事は、逆サイドのアルバは引いて絞り気味のポジションをとらされます。そこで生まれるフッキとのミスマッチがフェリポンの狙いなのでは?
この試合ではマルセロに相対する選手の動きが鍵を握りそうです。ネイマールと分断できるかどうか。
スペインは120分戦い、さらにブラジル北東部フォルタレーザからリオまでの長距離移動も強いられています。リオまで飛行機で1時間ちょっとのベロオリゾンテからの短距離移動。しかも休養日が1日多いセレソンの方がコンディションは上です
さらにセレソンには惜しみない愛をスタンドから注ぎ続けてくれる、7万の味方もいる。
スペインにとっては厳しい戦いになると思います。もう総力戦でしょう。キレのあるベンチワークも見せられる両監督ですから、試合の展開を交代でどのように動かすのかも注目です
試合を重ねるごとにたくましくなっていく若いセレソン。円熟の時を迎える現世界王者。文句なし理想のファイナルが実現しました。残念ながらチケットが無いので当日は、コパカバーナのパブリックビューポイントで、ブラジル人に混ざり観戦しようと思います
はたしてそのエンディングとは?それではまた試合後に!チャウ!



