フットピーポーよ!ついに死ぬまでにやっておきたい事のひとつ、セレソンをブラジルで観る、を達成したぜ!
今日はそのブラジル×ウルグアイのレビューをお届けします!
この日は当たり前と言えば当たり前なんですが、スタジアムはもうカナリア一色。完全なるセレソンホームでした

ウォームアップからブラジリアン達のテンションは高く、そして国歌斉唱でそのテンションはマックスに!
しかしこの難しい空気の中で、試合ではウルグアイのしたたかさが光りました
前回、ウルグアイの布陣に注目と書きましたが。ウルグアイは左からスアレス、フォルラン、カバーニを前線に並べる3トップでこの1戦を迎えました。そしてこのウルグアイを代表するスターたちが献身的に守備をする事で、ブラジルから徐々にペースを奪っていきます
厳しいフォアチェックを受ける、ブラジルの最終ラインは序盤からミスが目立ちました。その蓄積があの分かりやすいダビド・ルイスのファールにつながっていたように感じました。
しかし、そのPKをジュリオ・セザールがストップ!その瞬間、スタジアムはまるでゴールが決まったかのようなお祭り騒ぎ、このビッグセーブ一発で、ジュリオ・セザールはMOMに選ばれた訳ですが、確かにこの試合の行方を決めるようなシーンだったと思います。
序盤から終盤まで、ウルグアイの堅守が目立つ試合だったと思います。それはウルグアイの3トップがそれぞれセンターバック、サイドバックをがっちり抑え、前線と分断させていたことが大きかった。知将タバレスの対ブラジル対策、さすがでした。
かなり苦しい展開を救ったのはまたもネイマールでした
前半終了間際のキツい時間帯に、全力でディフェンスラインの裏を突き、フレッジの得点につなげたあのプレー。あれは苦しい時に自らのプレーでチームをけん引する、エースのプレイです。この大会でネイマールは、現セレソンの誰もが認めるエースに成長しようとしています
苦しみながらも先制し、勢いに乗るかと思った後半。しかし開始早々にチアゴ・シウヴァの判断ミスから、ゴール前でボールを奪われ、カバーニに同点弾を決められてしまう。キャプテンのミスで同点。ブラジルにとっては実にイヤな失点で、スタジアムにも動揺が走っていました。
勢いづき、さらにペースを握っていくウルグアイ。スタジアムが凍りつく、危険なシーンが続きます。ただ、ここでフェリポンが絶妙な交代をみせました。地元ベロオリゾンテ出身、ベルナールをフッキに代えてピッチに送り出します
この交代にスタジアムは再び沸騰。大歓声に突き動かされるようにベルナールが1対1を仕掛け、ディフェンダーを抜き去ったプレ―をきっかけに、試合の展開が一変しました
おそらくフェリポンは、ベルナールのプレー以上に、彼の「地元出身」という背景がもたらす、観客を沸き立たせる効果を狙っていたと思います。展開を一変させる交代はこれまで何度も観てきましたが、戦術的にではなく、ホーム観客に火をつけてスタジアムの雰囲気を一変させ、試合展開をも変えてしまう交代は初めてです。スタジアムにいたからこそ、その効果が肌で理解できました。やはりフェリポンとは凄い監督です
この交代で、ブラジルの左サイドが特に活性化します。カバーニが目の前に構えるため、オーバーラップを自重気味だったマルセロが、カバーニを無視するようにガンガン上がりだします。これにより孤立気味だったネイマールが躍動。ブラジルはウルグアイの右サイドを制圧しだします。
そして延長の事も考え出しはじめた残り5分。押して、押して獲得した左コーナーキックから、今大会のゴールデンボーイ、パウリーニョがついに決勝点を決める。
スタジアムは大爆発でした。ブラジル全土を揺るがし、この日もスタジア外で行われていたデモなんか比じゃありません。平和で幸福な、大騒ぎ。
今大会初めて経験する苦しい試合で、その試練を乗り越えて掴んだこの勝利は、この若いセレソンを大きく成長させるはずです
ブラジルの相手ははたして本命スペインなのか、はたまた変貌したイタリアなのか。いよいよ佳境を迎えるコンフェデ杯です。それではまた!チャウチャウ!
