4月14日に當麻寺(當麻寺)で行われた
練供養会式に行ってきました
開始の午後4時前になると人が集まって
私も遅れをとるまじ!と、いそいそ急ぎ足
老人ホームに寄って姑さんの入歯洗ったり足洗ったりした後の
超ギリギリに滑り込んだから下調べも無く
何があるんだかわからないままやって来て
ありがたいことに仁王門のところでチラシを頂いて
それに沿ってご報告の次第
本堂から娑婆堂までまっすぐ造設された来迎橋
↑西方浄土への橋のこと。
橋の下は三途の川らしい
私ら三途の川に漂ってる人々ってなるんだわ💦
763年、都に生まれた當麻寺で修行をしていた中将姫が
29歳の春、一晩で當麻曼荼羅を織り上げた後、
菩薩たちに導かれ極楽浄土に旅立ったと言われている。
練供養会式はその様子を再現したものだそうだ。
金色の面をの観音菩薩が蓮の台を現世に迎えに行きます
観音菩薩さん↑
帰りは姫の小像を蓮台に乗せて極楽浄土に見立てた本堂へと
他の菩薩たちとともに来迎橋を練り歩きます
これは勢至菩薩の様子
観音菩薩と勢至菩薩は動きがあって
見応えがありました。
この行列にはお坊様達やら
25尊の菩薩様達←お面のために足元が見えないから脇に一緒に歩く人が付いてます
お坊様の袈裟が美しいこと
笙の笛の音色もゆかしく
お稚児さんが華を添えて可愛らしい
傍にいた方が教えてくださったのですが
お稚児さん出すのに結構かかるらしいです。
お母様も黒留め袖のお着物の素晴らしいこと!
最後は中将姫の神輿で締めくくり。
1時間ちょっとの行列で見とれてたら
途中蓮華を撒いてるのに気づかず
出遅れてゲットできませんでしたけど
頂ければご利益がきっとあるはず
練供養会式の後はおなじみ茶房ふたかみで
喉乾いたからゆずジュース。
もともと練供養会式は5月14日に行われていたのですが
気候変動で気温が上がりまして
菩薩さんが本当に菩薩さんになりそうで💦
2019年から4月14日に変更になったそうです。
この行事を支えているのが氏子さん
新しく引っ越してきた人は加えていただけないとか。
1000年以上続くという本当に古式豊かな行事でした。