先週ハルカス美術館で行われていた円空展を見に行った。
その前に、
今日は買い物中に鳥山明さんの訃報が届いて
びっくりして立ちすくんでしまった
私はアラレちゃん世代、息子はドラゴンボール世代
親子二代で楽しませてもらったし勇気をもらった
去年も久しぶりの映画作品サンドランドを見に行って
さすが鳥山ワールドと感服し
まだまだ期待していたのに
急性硬膜下血種...転倒されたのかしら
鳥山と言えば漫画家として世界中で有名だから
巨匠赤塚不二夫さんが←彼だって超有名なはず
フランスの空港で職業は漫画家だと言ったら
鳥山かと聞かれ「そうだ」と答えてものすごく歓迎された
というエピソードを徹子の部屋かなんかで聞いたことがある。
世界の鳥山なのだ
早すぎるご逝去に感謝の念でご冥福を祈る
あ～～～～かなしい
そういうわけで円空展の続き
春休み前の平日の雨の日を狙っていったから
予想通りゆっくり見られた
チケットはカード払いだけど
荷物を預けるコインロッカー用に100円は用意した
が、解説ガイドイヤホン代650円の事はすっかり忘れていた
老眼が進んで解説の字を見るのは疲れる
なので最近はもっぱら解説ガイドイヤホンのお世話になる
なんといっても情報量が多いのでメリットは大きい
ガイドのレンタル料はたいてい現金だ
最近は現金を使わないからマジ小銭の用意に事欠く
万札をそっと差し出したら職員さんが申し訳なさそうに
「小銭はお持ちではないですか？」
こっちももっと申し訳なさそうに「すみません😢」
美術展に行くときは小銭を用意しましょう！
と注意喚起したい！えへん
もう一つ注意したいことがある
私は頭が小さいから（帽子のサイズは５４cm幼稚園児並み）
解説イヤホン用のヘッドホンがデカすぎて
ずり落ちるのを時々支えながらの鑑賞はちょっとストレス
なので耳栓タイプのイヤホンを持って行くのがベターと
いつかの展示会で心に刻んだはずが
しかしこれも小銭同様うっかり忘れた
こういううっかりが最近増えて来て
順調に加齢の道を進んでいて誇らしい
もうすぐ姑さんに追いつけそうだ（笑）
お出迎えはこの金剛力士像
円空さんは岐阜県美濃地方の出身で
岐阜には円空仏がたくさんあって岐阜育ちの私にはなじみが深い
円空は木の枝ぶりをそのまま使って四肢を表し
ノミ一本で荒く削り落したすこぶる素朴な仏を彫られる
けれど初期はすごく繊細なお顔立ちの仏を彫られている
基本はしっかり修行されて後の素朴さなのだ
温かみのあるお顔に癒される
両面宿儺坐像
異形の神とされ怖れの対象だが円空にかかるとこんなにユーモラス
円空仏は力強くて飛び出して来そうな迫力があり
ときに優しい微笑みをたたえる
拝見しているとなんだか心が温かくなる
お勧めですわ。
ついでに美術館ショップで懐かしいげんこつきなこが販売されていたから買ってきた。
これも素朴で優しい味。しかもこれはレベル高かった
岳人もこんな田舎臭いものとみておったが
ひとたび口にすればついつい手が出るうまさに完敗
ふふん
