こんなことが許されるなら、こんな楽なことはないように思います。でも職場環境はどうなのでしょうか?
兵庫県西宮市の健康福祉局の副主査の男性職員が、勤務中に185回スポーツジムに行ったとして懲戒免職になったという問題。
この職員の男性は、2022年11月~今年1月の3年余りにわたり、ケースワーカーとして障害者施設や病院を訪問すると職場に伝えて外出した際、西宮市や神戸市のスポーツジムに少なくとも185回通っていたそうです。
今年1月に別の職員が休暇を取った際に、ジムでこの職員の男性を目撃したことから、今回の問題が発覚。
この職員の男性は、西宮市の聞き取りに対し、「職場に居続けることが強いストレスだったので、その環境から逃げたいと思っていた」と話しているそうで、今日(5/22)付で懲戒免職の処分になったそうです。
ケースワーカーは、いろんな問題を抱えている人を相手にするし、いろんな場所を訪問することも多いから、かなりの激務でストレスを抱えることもあることは容易に想像できるのですが、だからと言って、勤務中にこれはないでしょう、と思います。最低でも勤務時間外にジムに行くなり、あるいはストレスが強ければ、上司に相談するなりすれば、少しは違う結果になったかもしれません。
ケースワーカーは、慢性的な人手不足が各方面から指摘されているけれども、こういった問題が発覚してしまうと、自治体の職員の中で、誰もケースワーカーになる人などいなくなってしまうように思います。
仮に人手が足りたとしても、激務に見合う報酬ややりがいがなければ、すぐにケースワーカーを辞めてしまう人が続出すること間違いなし。
この職員の男性のやっていることは、さすがに許されないことだけれども、ケースワーカーという職業を誇りに思う職場環境が整っていなければ、いくら人を充足しても、この男性職員みたいな人を作るだけのように思います。
それ故、ケースワーカーの人手不足は簡単には解決できない問題になっているように思います。「ケースワーカーになってよかった」と誰もが自信を持って言える時代は来るのでしょうか?