刑事ドラマでよく見かける覆面パトカーも、こんな風に使われるとは誰も思っていなかったに違いありません。
乗用車を改造した偽の覆面パトカーで赤色灯を点けてサイレンを鳴らしながら飲酒運転をして事故を起こしたとして、埼玉県戸田市の男2人が捕まったという事件。
今回の事件が起きたのは昨年12月のことですが、このうちの男1人は、偽のパトカーで赤色灯を点けてサイレンを鳴らしながらおよそ10kmにわたって飲酒運転をしたうえ、東京都練馬区の区道の電柱にぶつけ、同乗していた交際相手の女性に胸の骨を折る大ケガをさせたそうです。また、もう1人の男は、この運転していた男に依頼されて黒い乗用車にサイレンや赤色灯を取り付けるなどして不正に改造していたそうです。
この2人の男は容疑を認めているそうですが、運転していた男は「緊急走行の気持ちよさを感じたい気持ちが出てしまった」と話し、もう一人の男は「警察や消防のキラキラ光る車両に憧れがあった」と話しているそうです。
一般の道路は、サーキット場ではなく、スピードを出せばいいというものではありません。まして飲酒運転なんてもってのほかだと思います。
テレビのニュースで覆面パトカーの映像を見させていただきましたが、あまりにも精巧に造られていて、一見して不正改造したものとは思えませんでした。でも憧れがこんな不正改造になり、飲酒運転をしてケガを負わせるほどの危険運転に変わってしまっては、迷惑千万以外の何物だもないように思います。こういった人がいるから交通事故なんてなくならないし、飲酒運転もなくならないように思います。
そもそも警察官でもないのに、赤色灯を点けてサイレンを鳴らす緊急走行をするという発想自体、理解できません。この男2人のやっていることは、ニセ警察官を名乗って金を騙し取る詐欺師と大して変わらないように思います。
この男2人には、二度と車を運転してほしくないし、二度と車を改造してほしくもありません。交通刑務所の中でたっぷり反省してもらいたいと思います。