事故を起こした当人の責任がどうしても感じられません。
新潟県新潟市の高校の生徒が乗ったマイクロバスが磐越自動車道で事故を起こした運転手に、複数回の事故歴があったという問題。
今回の事故では、高校の生徒1人が亡くなり、バス会社が手配した運転手が、「営業担当者の知人の知人」という説明があったのですが、その運転手の男に今年に入ってから複数の物損事故歴があり、今回に事故の5日前にも新潟県内で事故を起こしていたそうですが、事故後のJNNの取材では、記者に事故歴を聞かれた際に「全くない」と話していたそうです。
しかし、NHKの取材では、この男の近くに住んでいる人の話として、ボンネットが壊れた車が容疑者の自宅の玄関付近にあるのを見たそうで、「どこかぶつけたのか?」と思ったそうです。
この自宅にあった車が誰のもので、どんな経緯で壊れたのか、という話を別にしても、この運転手の男は、取材に対してウソをついていたことになります。そもそも、いくら「事故歴はない」と話したところで、警察が調べれば一目瞭然であり、なぜそんなすぐに分かるようなウソをつくのか?と個人的には真っ先に思ってしまいました。また、「スピードの見極めが甘かった」とも話していたそうですが、そんな人に、どうしてマイクロバスの運転手を頼んだのか、バス会社の責任も問われているように思います。このバス会社は、運転手の男の事故歴を確認していなかっただけでなく、営業担当者との面識もなかったそうです。
さすがに目を疑い、耳をも疑うような今回の事故。起こるべくして起こった事故と言わざるを得ないように思います。
「ウソつきは泥棒の始まり」ならぬ「「ウソつきは大事故の始まり」と言うべき出来事であり、この運転手の男は、事故後も誠意ある対応をしたとはどうしても思えず、反省してないのは明白のように思います。
バス会社も、この運転手の男について「知らなかった」では済まされないように思います。素性の分かってない人に運転させた経緯をはっきりさせてほしいと思います。
ただでさえバスの運転手が不足している中で、こういった事故が起きてしまうと、バス業界全体への不信につながりかねないように思います。観光バスだけでなく、高速バスや一般の路線バスへの影響も考えられます。
学生や高齢者みたいに、免許を持っていない人たちの移動手段をどうするのかが全国的に問題になっている時にこんな事故。今回の事故で、バス以外の移動手段を考えるか、そもそも移動しない人たちが続出するように思います。
これ以上のバス事故はごめんです。