こんな組織のこんな発表には失望ばかりです。
陸上自衛隊が、佐賀駐屯地に配備されている輸送機「オスプレイ」について、熊本県内で夜間の飛行訓練を行うと発表したという問題。
操縦技能の向上などを目的に佐賀駐屯地の周辺に限って夜間の飛行訓練を行ってきたそうですが、12月15日以降熊本県上益城郡益城町の高遊原分屯地など、九州の11施設でも夜間の飛行訓練を行うそうです。
陸上自衛隊は「騒音などに配慮する」「高度300m以上を確保し、住宅地や病院などの上空はできるだけ避けて飛行する」と話しているそうで、訓練は午後5時から午後10時まで行われるそうです。
また、九州防衛局は、今回の夜間の飛行訓練を行う理由について「佐賀駐屯地周辺の飛行について十分に慣熟できたため」と話しているそうですが、個人的には、そんなものは理由にならないと思っています。
そもそも、オスプレイをめぐっては、2023年に鹿児島県の屋久島沖で、アメリカ軍のオスプレイが墜落する事故があり、今年7月には、岩手県花巻市の花巻空港で、機体の不具合が原因で緊急着陸するなどして、たびたび事故やトラブルが起きていますし、オスプレイ以外でも、今年5月に愛知県犬山市の入鹿池に、自衛隊の練習機が墜落した事故が起き、乗っていたパイロット2名が亡くなっています。
こんな風に、人の命を奪ったり、けがを負ったりしてでも飛行訓練を行うこと自体に憤りと失望感を覚えます。
それに、アメリカ軍の岩国基地では、今年9月に、激しい騒音を伴う空母艦載機の模擬着艦訓練「FCLP」を実施すると一方的に自治体に通告し、午後1時半から午後4時半までと一方的に通告した時間すらも守られない、という問題が起きました。今度は陸上自衛隊が夜間に飛行訓練を行うそうですが、どうせアメリカ軍みたいに、時間を守るつもりすらないくせに、なんて不信感を持たずにはいられません。
そうでなくても、自衛隊をめぐっては、元自衛官の女性の性加害問題があったり、岐阜県の日野本射撃場で、元自衛官候補生の男が射撃訓練中に発砲して隊員2人が死亡した事件みたいに、枚挙にいとまがないくらいの不祥事が山積しているのに、そんな不祥事ばかりの組織が、今度は夜間飛行なんて、常軌を逸しているとしか思えません。
個人的には、自衛隊の活動なんて、陰でこそこそ何をしているのか分からないという印象しかなく、表に出るのは不祥事だけという感じで、今度の夜間の飛行訓練も、やらなくてもいいことをやっている、という印象が強いです。
正直、こんな自衛隊という組織なんて、迷惑千万以外の何物でもなく、さっさと解散してもらいたいと思います。