かえって排除されかねない | DK Voice Official Blog 「Voice of DK Voice」

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今思っていること、感じていることを書いていきます。通常は日本語で書きますが、英語で書くこともあります。I write my current thoughts and feelings.I write them in Japanese normally,but sometimes I write them in English.

これを機に、嫌悪感が強まらないか心配です。

東京都港区赤坂のアパレル会社の事務所で、元従業員の男が、男性の腹を包丁で刺したという事件。被害者の男性は、この会社の役員で、病院に運ばれたものの、意識不明の重体だそうです。
犯人の男は、エチオピア国籍で、このアパレル事務所の経営するバーで、1年前までバーテンダーをしていたそうですが、この事務所がバーの経営から手を引いた際に解雇されたそうです。
そして、この役員の男性のもとに相談に訪れたそうですが、「次の職場を紹介すると言われていたのに、状況が変わらなかった」「解雇に納得していなかった」と話しているそうです。
結局、この男は現行犯で捕まったそうですが、解雇をめぐってトラブルになったものと警察では見ているようです。
事件自体は、この犯人の男が100%悪いのは明白なのですが、今回の事件を機に、「外国人は恐い」という差別や偏見が強まらないか心配です。
そうでなくても、「外国人排斥」を謳っている政党が躍進するなどしていて、人手不足の折、外国人の雇用や、外国人との共生が大きな問題になっている時に、こういった事件が起きたことに衝撃です。
外国人と言えども、労働基準法で、従業員を解雇する際の要件は決まっているわけだから、アパレル会社側が、それを遵守していたのかどうかも問われているように思います。
とは言え、今回の事件によって、日本に住んでいたり働いていたり留学していたりする外国人が、かえって排除されかねない恐さを感じます。
これ以上同じような事件が起きないことを願うばかりです。そしてこれ以上いかなる差別や偏見が強まることがありませんように。