やまゆり園の事件から9年 | DK Voice Official Blog 「Voice of DK Voice」

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今思っていること、感じていることを書いていきます。通常は日本語で書きますが、英語で書くこともあります。I write my current thoughts and feelings.I write them in Japanese normally,but sometimes I write them in English.

もうそんなに経ってしまったのか、というのが正直な感想なのですが、「もう終わった事件」で済ませることは出来ません。

神奈川県相模原市の知的障害者施設「津久井やまゆり園」で起きた殺傷事件から今日7/26で9年が経ちました。この事件では、入所者19人が亡くなっています。
犯人はこの障害者施設の元職員の男で、すでに死刑判決が確定したのですが、あまりにも衝撃が大きすぎる事件という思いは今も変わりません。ここまで人の命を大事にしない人がいるとは思いませんでした。
この男は「障害者は不幸を作ることしか出来ない」という考えが強いのが、個人的には印象的だったのですが、あまりにも自分勝手で、思いやりのなさすぎる考えとしか言いようがありません。
たとえこの男に死刑が執行されたとしても、この男と同じような考えを持っている人が他にもいるのではないか、という思いが募るばかりです。
実際に、参政党のトップが編著した党の書籍に「発達障害は存在しない」と書かれていたり、参議院選挙の演説で「LGBTなんかいらない」と発言したりするなど、この事件の犯人の男を連想させるような政党のトップが現れ、さらには参議院選挙で14議席を獲得しました。個人的には、こういった現象は、脅威以外の何物でもないように思います。
こういった根拠のない言説が広まらないか心配です。もうすでにこういった言説は、日本自閉症協会などの関係団体や当事者団体などが抗議しているのですが、そういった抗議ですらまともに対応する様子もなく、参政党は、この犯人の男とやっていることは変わらないようにしか見えません。こんな差別的な思想を持っている政党が躍進したら、やまゆり園の事件のような出来事が頻発しかねないように思います。
そうでなくても、参政党の存在そのものによって、発達障害やLGBTの人たちにとっては、風当たりが強いと感じているに違いありません。
9年前の津久井やまゆり園の事件を風化させないのは当然なのですが、個人的には、9年前と比べてかえって事態が悪化しているように思います。もちろん、参政党の影響があるのは間違いないのですが、そんな党の人たちの根拠のない言説を鵜呑みにする人が増えてしまうのが一番恐いです。
自分も発達障害を抱えているので、これまで以上に生きづらくなっていると感じています。何でもかんでも排除される社会はごめんです。