法令順守なんてないに等しい? | DK Voice Official Blog 「Voice of DK Voice」

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今思っていること、感じていることを書いていきます。通常は日本語で書きますが、英語で書くこともあります。I write my current thoughts and feelings.I write them in Japanese normally,but sometimes I write them in English.

相手に判断能力があろうがなかろうが、契約を結んだ者勝ちなのでしょうか?

東京都内で一人暮らしをしている80代の認知症の女性に、不動産を購入する契約を結ばせて現金1600万円をだまし取ったとして、板橋区の不動産会社の社員4人が捕まったという事件。
今回の事件が起きたのは、昨年6月なのですが、この社員4人は、判断能力の低下したこの女性に、青梅市のアパート1室を購入する契約を結ばせ、現金をだまし取った疑いがあるそうです。
この女性の自宅を訪問したケアマネージャーが、契約のために来ていたこの社員4人を不審に思ったことから、警視庁に相談したことで、今回の事件が発覚。
この社員4人は、同様の手口で50件もの契約を結び、1億3000万円を売り上げていた疑いがあるそうです。
個人的には、売上を伸ばすためなら、こんなこともありなのか?と真っ先に思ってしまいました。この不動産会社の上層部が関わっているのかどうかは別にしても、少なくともこの社員4人には、法令順守なんてないに等しいと言わざるを得ないように思います。この社員4人の親が、こういった詐欺の被害に遭ったら、どうするつもりだったのでしょうか?
そういった想像力があまりにも欠如していて、法律よりも、自分たちの論理のほうが優先している感じがします。まさにこの不動産会社は「ブラック企業」と指弾されるべきだと思います。
そういう意味では、この不動産会社は、会社としての体をなしていないように思います。
こんな会社に入ったら、ろくでもない働き方を強いられること間違いなし。今すぐこんな会社を辞めたほうが身のためのように思います。