こんな愚かな組織に何も期待できない | DK Voice Official Blog 「Voice of DK Voice」

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今思っていること、感じていることを書いていきます。通常は日本語で書きますが、英語で書くこともあります。I write my current thoughts and feelings.I write them in Japanese normally,but sometimes I write them in English.

事故が起きてもすぐ再開。あと何回こんなことを繰り返せばいいのでしょうか?

飛行停止が続いていたアメリカ軍と陸上自衛隊のオスプレイが飛行を再開したという問題。
昨年11月、鹿児島県屋久島沖で、アメリカ軍のオスプレイが墜落し、乗員8人が亡くなったという事故が起きたのですが、その後「部品の不具合が原因」と特定し、今日(3/14)になって、沖縄県宜野湾市の普天間飛行場に駐機していたオスプレイの飛行を再開したそうです。
しかし、事故原因の詳細が明らかでなく、沖縄県や、事故が発生した鹿児島県、そして、陸上自衛隊の木更津駐屯地を抱える千葉県も、今回の飛行再開を批判や疑問視しているようです。
個人的には、オスプレイに限らず、飛行機やヘリコプターが墜落した場合は、原因がどこにあって、どんな対応をし、事故の再発防止策としてどんなことをするのかを公表するのが筋のように思います。
でもアメリカ軍は、今回の事故について「部品の不具合が原因」と説明したものの、具体的にどこの部品にどんな不具合があって、その後どんな対応をしてきたのかを明らかにしていないように思います。
こんなことで飛行を再開したところで、また事故を起こすのが目に見えているように思います。防衛省も、どうしてこういったアメリカ軍の姿勢を容認するのか理解できません。
こんな状況の中で、いくらアメリカ軍や防衛省が「オスプレイは安全です」と説明したところで、誰が信用するのか、と言いたくなります。
2004年に、沖縄国際大学の構内で起きたアメリカ軍のヘリコプターの墜落事故でも、アメリカ軍が日本側の事故現場の立ち入りを許さなかったそうで、事故原因の調査が十分にできなかったそうです。
20年経っても、アメリカ軍のやりたい放題のように思います。こんな愚かな組織に何も期待できません。
アメリカ軍は、「原発は安全です」と言いながら福島原発事故を起こした東電そっくりという感じがします。
事故を起こしても原因を明らかにしないで、素知らぬ顔で平気で居座っているアメリカ軍なんて一切信用できません。即刻オスプレイの飛行を止めるべきだと思います。