大事だから〜心労 part 16 | dks-penguin12のブログ EXO激愛のドペン

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EXOが大好きで、自分の妄想で小説を書いて見ました。特にギョンス(D.O)に恋!
ニョルドやカイド、他のメンバーも参加です。誤字が沢山有るのですが、読んで頂けると嬉しいです。コメントも宜しくお願いします。

チャニョルが退院の準備をしている。ギョンスも手伝っていると脇腹を押さえ少し痛がる。「おい…痛いのか?」「う〜ん、ねえチャニョル、先生に痛み止めもらってくれないかな…」「うん、分かった。処方してもらって帰ろう。後、一応痛み止めの注射も用意してもらおうね。それと点滴と…」チャニョルはすっかりギョンスの面倒を見始める。それがチャニョルは嬉しかった。

 

寮に戻った二人はすぐに部屋に行き点滴を始めた。チャニョルはまだしばらく点滴をしないといけなかった。するとベクが様子を見に部屋に入ると「おいおい、ここはもう医務室だな!チャニョルおかえり、調子どうだ?昨日スホヒョンが言い忘れたんだけどしばらくお前とギョンスは練習、見学にするって。その代わり良くなったら二人は居残りらしいぞ!ダンスの先生も承知してくれたらしい。それでギョンスはいつまで柔道の撮影なの?」「この分だと後二日ぐらいで終わる、お医者さんが付いててくれるから問題無いよ!」するとチャニョルが安心した顔で「それなら安心だな!」するとベクが「そうそう、今日、VCRの収録が有るんだよ。丁度ギョンスが休みだし、チャニョルも戻ったからいっきにとれるじゃん。VCRは全部で4個有るんだって。丸々1日かかりそうだな〜」「何時ぐらいにスタジオ行くの?」っとギョンスが聞くとベクが「昼前には出発するって言ってたけど、なんで?」「僕、ちょっとマンションにジャケット取りに行きたくって」っとギョンスが言うとチャニョルが「じゃ、俺もついて行くから」ギョンスは焦って「いや、すぐ戻るから大丈夫…この点滴終わったら行ってくるから」ギョンスはチャニョルがあのマンションにサニーが住んでるいるのがバレたらまずいと思っていた。今はまだサニーが韓国にいる事を知らない。知ったらチャニョルがまた心配するし、胃潰瘍が再発してしまうのを恐れていた。

 

点滴を終えギョンスはマンションへ向かったか。もちろんのことサニーはギョンス行動を携帯のGPSで確認している。「ここへ来るんだね…ギョンス…」っと嬉しそうにしている。ギョンスが自分の部屋に入るとすごく懐かしかった。部屋は綺麗に片付けてある。僕がアメリカに行ってる間、チャニョルが掃除したんだ…思い出がいっぱい詰まったこの部屋。お揃いのコップや歯ブラシがそのままになっている。すると誰かがドアをノックする。ギョンスはチャニョルが追いかけて来たのだと思い大きな声で「もう〜チャニョル!休んでないとダメじゃん」っと言ってドアを開けるとサニーが立っていた。「隣のドアの開く音がして…」とサニーがしらじらしく言う。「へー、部屋の作りはほぼ同じだね」っと言ってサニーはじろじろと部屋を見渡す。そこには色違いのコップやら歯ブラシが2個ずつある。どう見てもまるで恋人同士で暮らしている部屋だった。サニーはいっきに気分を害した。「コーヒー入れるからうちにおいでよ」っとサニーが言うと「ごめん、これからコンサート用のVCRの収録があって帰らないといけないんだ。僕はジャケットを取りに来ただけなんだよ」「30分ぐらいだけでいいからさ〜一人でいると寂しくって」っとサニーが言う。優しギョンスは「じゃ、30分だけね」っと言って隣のサニーの部屋に行く。

 

ほとんど何も無い部屋。テーブルの上にノートパソコンぐらいしか無かった。「ギョンス、座ってて。コーヒー入れるから」とサニーが言うと「僕も手伝うよ」っとサニーのいる台所へ行く。「あ、美味しいケーキがあるんだ。半分個にして食べようよ!」っと言って冷蔵庫からショートケーキを取り出した。ギョンスはお湯でコーヒーをドリップしていた。するとサニーがナイフを取り出して「見て、見て、これアメリカから持って来たんだよ。このナイフすごいよく切れるんだよ」っと言ってシンク横の台にのせていたギョンスの左手の甲をスッと切った。となりに置いてあった白いクリームのケーキがギョンスの血で染まる。「あ!ごめん、ケーキを切ろうとしたのにギョンスに当たっちゃった…」ギョンスは痛さをこらえて手首を押せえる。サニーは急いでタオルで止血をして「ごめん、痛かったね、すぐに手当するから」っと言ってちょっと離れた所に置いてある医療バッグを取りに行く。その時、サニーは少し微笑みを浮かべている。ギョンスはそれに気づく事もなく止血していた。

 

続く