大事だから〜心労 part 16 | dks-penguin12のブログ EXO激愛のドペン

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EXOが大好きで、自分の妄想で小説を書いて見ました。特にギョンス(D.O)に恋!
ニョルドやカイド、他のメンバーも参加です。誤字が沢山有るのですが、読んで頂けると嬉しいです。コメントも宜しくお願いします。

みんなが帰った後「カイ…ギョンス変だぞ!どうしたんだ?はっきり言えよ!」「えっ…僕は何も…」っとまごまごしているカイにチャニョルは「お前を責めてる訳じゃ無い、何があったんだ?ちゃんと言えよ!」するとカイが少し目に涙を浮かべて「ヒョン…ギョンスヒョンは酷い怪我をしているんだよ」「撮影の柔道だろう?もっと酷くなっちゃったのか…」っとチャニョルが言うと「違うんだよ!昨日ギョンスヒョンここへ来たでしょ。あの後誰かに襲われたんだよ。ベクとチェンが近くの公園で倒れてるヒョンを見つけて…脇腹を何度も蹴られたみたいで、その状態で撮影行ったり、練習したから…」チャニョルは怒りで震え「それで!それで!犯人は?誰がやったんだ!」「分からないって。後ろからやられて、さっきも多分ギョンスヒョンは痛さで気を失ったんだと思う」チャニョルは立ち上がり着替えようと…このまま病院を出てギョンスの元へ行こうとするとカイが「ダメだよ、そんな事したらギョンスヒョンが心配するから。明日まで待って」「俺、明日の朝一番で退院するから、カイ明日迎えに来て!」「うん、わかった」

 

その頃ベクはギョンスをおんぶしてタクシー乗り場まで行く。スホと寮まで戻りリビングのソファにギョンスを寝かせた。「おいギョンス、大丈夫か?」とベクがギョンスを揺すり起こす。「う〜ん、ここは?」「寮だよ、お前まじで寝てたの?」っとベクが言うと「いや…なんかすごく気分が悪くなって…そのあと覚えてない」するとスホが「今は、どう?」「う〜ん、痛みは少し楽になったけどまだ気持ち悪い。薬が合わないのかも」っとギョンスがポケットから残りの痛み止めを出す。「これは?」っとスホは聞くとギョンスが「サニーがくれたんだよ。明日チャニョルに頼んで違う薬もらうよ」「ギョンス、もうその薬を飲むのやめとけよ、それ俺が預かるわ」っと言ってスホがギョンスから取り上げる。

 

しばらくしてカイが戻ってきてギョンスに駆け寄る。「ヒョン、大丈夫?」「うん、少し楽になったよ」するとベクが「チャニョルに呼び止められたじゃん!あいつになにを話したの?」「えっ、カイまさかチャニョルに言っちゃたの?サニーの事も?!」っとギョンスが言うとカイが「ヒョンの怪我の事と襲われた事を…でも流石にサニーの事は言ってないよ」「カイ、ごめんね、嫌な思いさせちゃって」っとギョンスがカイの頭を優しく撫でる。「チャニョルヒョン大変だったんだから…今すぐ帰るって、言い始めちゃって、でもなだめたんだよ。そのかわり明日の朝早くに僕の迎えに来いって」「カイ、僕が行くよ、行きたいんだ」っとギョンスが言うと「おい、やめとけよ、寝てた方がいい」っとベクが言うと「僕が行かないとダメなんだ!チャニョルのために…」っとギョンスが強い口調で言う。

 

その晩サニーからメールが来た。「ギョンスどう?ちゃんと体、休めてる?痛み止め足りてる?足りなかったら言ってね」ギョンスは返信をしなかった。サニーの薬が合わなかったとは言いづらかった。既読になっているのになんで返信してくれないんだ?サニーは苛立ち持っていたガラスのコップを投げる。割れたガラスが床に散らばる。

 

翌朝、ギョンスはチャニョルを迎えにに病院へ向かう。遠く離れた所からサニーがギョンスのあとをつける。チャニョルの病室に入ると「おはようチャニョル」「お前…なんで、お前が来るんだよ!寝てないと…安静にしてないと…」っとチャニョルが言うとギョンスがチャニョルを抱きしめ「大丈夫だから…心配かけてごめんね」っと言うと二人はキスをする。その様子を病室の外でサニーが見ている。怒りの頂点まで達したサニーは「ギョンス…それはいけない事だよ…僕がちゃんと教えてあげないとダメみたいだね…」っと小さな声で言うとそのまま病院をあとにした。

 

続く