大事だから〜心労 part 15 | dks-penguin12のブログ EXO激愛のドペン

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EXOが大好きで、自分の妄想で小説を書いて見ました。特にギョンス(D.O)に恋!
ニョルドやカイド、他のメンバーも参加です。誤字が沢山有るのですが、読んで頂けると嬉しいです。コメントも宜しくお願いします。

メンバーみんなでチャニョルの病室に入ると「みんな〜!聞いて、聞いて!」とチャニョルが大はしゃぎで喜んでいる。「俺、明日退院して良いて!」っと言うと「おいおい、チャニョル君、あくまでも安静にしている条件だよ。最低あと二日間はおとなしくしてないとね」っと先生が言う。「色々と注意事項とか説明するのでスホ君、僕の部屋に来てくれるかね」っと言って先生とスホが部屋を出る。「良かったな、チャニョル」とチェンが言うと「もう本当につまらなくって…入院って、まじ嫌だね〜」っとチャニョルが言うと「おいおい、それをギョンスの前で言うか!なあ〜ギョンス」っとベクが言うとギョンスはちょっと離れた所から「う〜ん」っと元気無さそうに言う。「ほら見ろ!ギョンス、落ち込んじゃったじゃん!」っとベクがギョンスをからかう。チャニョルはギョンスの様子がおかしいのにすぐに気づく。「僕ちょっとトイレ」っと言ってギョンスは部屋を出た。サニーにもらった薬が切れて来て痛さを堪えるのに必死だった。ポケットにある薬を取り出し自動販売機で水を買おうと歩いていると先生の部屋から話声が聞こえた。

 

「スホ君も知っての通りチャニョル君の胃潰瘍はストレスからくる物で、またいつ再発してもおかしく無いからね」っと先生が言うと「先生!なぜサニー君をこの病院で働かせるんですか?チャニョルはまだその事知らないんですよ。知ったら大変な事になります。チャニョルのストレスの一番の原因がサニーなんです。サニーはギョンスに特別な思いを持っていてチャニョルはとても心配で…」っとスホが言う。それを聞いていたギョンスが…えっ!それがストレスの原因?サニーの事が…そんなにチャニョルはサニーが嫌なのか?

 

「スホ君だけには本当の事を言うね。サニー君は少し問題を抱えてて…アメリカの僕の先輩が言うにはサニー君はとても優秀な医師で将来は有望な医者になると期待されている。ここで少し面倒を見て欲しいと頼まれてね。過去にサニー君は大きな事件を起こしてね。異常なほどの束縛心や独占欲が原因でストーカー行為をしたり相手に危害や怪我を負わせてね」「先生…次のターゲットがギョンスだとしたらどうしますか?」っとスホが言うと「それは無いでしょ。サニー君はギョンス君に特別な感情は無いと思うよ」「だったらいいんですけど…」とスホが言う。チャニョルが気にしすぎているだけかも知れない。単なるやきもちだろうとスホは思った。

 

ギョンスは急いでその場から離れチャニョルの部屋の前で買った水で薬を飲んだ。。しかし…この薬…あんまり効かないし、ものすごく気分が悪くなるんだよね。するとスホが戻って来て「あれ、ギョンスどうしたの?」「う〜ん、ちょっと痛みが酷くって今、薬飲んだ所。もう少し休んでから戻るから、チャニョルに上手く誤魔化しておいて」「うん、わかった」っとスホは部屋へ戻る。チャニョルが「あれ、ギョンス見なかった?」っとスホに言うと「あ〜なんか監督さんと電話で話してたよ」「そっか、あいつも忙しいよね…」っとチャニョルが少し寂しそうにしていると「そうそう…お前ついてるよな〜なんと明日、ギョンス休みだぞ!迎えにきてもらえば良いじゃん」っとチェンが言う。「えっ!そうなの!」っとまたまた嬉しそうな顔をするチャニョル。それを嫌な顔で見ているカイ。

カイは思った。なんにも知らないくせに…どれだけギョンスヒョンが苦しんでいるか。すっごい怪我してるんだ…誰かに狙われているんだぞ!そう思うと腹が立ってしょうがない。もっとギョンスヒョンをいたわってやって欲しい。休みなんだからゆっくりさせてやって欲しいと。

 

しばらくしてギョンスが部屋に戻ってくる。「監督さんと電話してたんだって…大丈夫?」っとチャニョルが言うとスホがギョンスの顔を見て話を合わせるように目で合図をする。「う、うん、明後日の予定の事だよ」っとギョンスが言う。スホはそっとギョンスの横の行き「もう大丈夫?」するとギョンスが「なんかちょっと、あまり薬が効かなくって、すごく気分が悪くっ……」っと言いながらギョンスが倒れてしまった。とっさにスホがギョンスを支えて焦りながら「おいおい…寝るな〜起きろ〜あ〜ダメだ。寝ちゃった、ベクおんぶ、おんぶ!」っと言って隣りにいるベクの背中にギョンスをよりかかせる。ベクは異変に気づき「こいつ、さっきも居眠りしてやんの!まったく…俺とスホヒョンで先に帰ってるわ」とベクはギョンスをおんぶして部屋を出る。チェンとカイも異変に気づき「そうだな、チャニョルも明日帰ってくるしな、みんな帰るぞ」っとチェンが言う。みんながぞろぞろと部屋を出るとチャニョルがカイの腕を掴み「カイ…お前はちょっと残れ。」っとチャニョルはカイを睨みつける。