毒猫飼えば 人の中まで -14ページ目

【 星 】



星屑集める
欠片を集める

綺麗な星
ピカピカな星

そんなのいつか干からびるから



星塵集める
風に砂集める

整った星
崩れてない星

そんなのいつか壊れてくから



片手欠けた小さな星も
片目潰れた小さな星も
集めて 集めて 袋に入れて    「一緒」

光らなくなった星も
色が剥がれてる星も
集めて 集めて ひとつにして   「一緒」


一人ぼっちが居ないよう
一個ぽっちが居ないよう

集めて 集めて 「一緒」に束ねて――――。



詩。


指先から
流れるアオで
君を探せど

見つからぬ 君


空中から
現れるキツネに
君を聴けど

教えてくれぬ 君



闇夜に浮かぶ月の如く
遠い君は
力一杯伸ばす腕には

掴めぬ光




されど
愛しく恋しいモノだ



詩。




闇を紐解く術なら
知ってるよ

闇を紐辿る術なら
持ってるよ


君の中 あの子の中
入り込む術なら
とうの昔に手に入れた


それなのにねぇ
僕の声は力ない
いくらでも吐ける毒
いくらも産み出せない華 星
それなのにねぇ
君はいつでも笑ってくれるよ



闇を紐解く術なら
知ってるよ

闇を紐辿る術なら
持ってるよ


君の奥 あの子の奥
留まる術なら
とうの昔から知っている

それなのにねぇ
僕の心は蛍みたい
一瞬の光ならいくらでも
永久の光はいくらも 無い 無い
それなのにねぇ
君はいつも温かだよ





夜空に探す君の星
夜空に放つ僕の星
見失わないよう
見つけてくれるよう
両手合わせて流れ星

離れてく感覚消えないまま
僕は君と居れないから
近づく感覚刻みつつ
僕は君と居たいから