みなさん、こんにちは。
(株)大共建設・きねつ工房
未来建設・コーチ 村岡誉久吏(つくり)です。
22日㈫のお昼過ぎから24日(水)までは、キッチン周りと冷蔵庫のお掃除がおすすめ。
大掃除をするときに、一番やっかいに感じてしまう場所といえば、キッチンのガス台など、油汚れのひどい場所ですよね。
油の飛び散りがイヤだからと、揚げ物をしないという人も増えてきていますが、油汚れは揚げ物だけとは限りません。
そうは言っても、毎日使うキッチンは、大掃除シーズンにしっかりと掃除をして、清潔にしておきたい場所です。
その前に、キッチンの汚れは油汚れだけと思ってしまいがちだと思います。
そこで、キッチン汚れの正体は、「油汚れ」「水垢」「石鹸カス」「手あか」など、様々な汚れがあります。
油汚れなど酸性の汚れにはアルカリ性の重曹やセスキ炭酸ソーダを使う。
水垢などアルカリ性の汚れにはクエン酸を使います。
汚れの特性に合った洗剤を使うことで、簡単に掃除することができます。
また、油汚れなど、汚れがひどい場合は、つけ置きや洗剤を染み込ませたキッチンペーパーを貼り付けるパックも有効です。
いまは、キッチンの材質も色々とあるので、キッチンの材質によっては使えない洗剤があるので、注意点としては、お掃除前には、一度製品の取り扱い説明書などで、お手入れ方法を確認しておくことも必要です。
まず、一般的な素材別のお掃除方法を簡単にお話しましょう。
キッチン周りの掃除方法を素材別
ステンレス
ステンレスはサビにくく、手入れが非常に簡単な材質。
一般的に、水拭きをしたあと、乾拭きすれば掃除は完了なのですが、水滴が残っていると、水垢の原因になるので注意が必要です。
外構工事やエクステリア工事の時にも、よく出るお話ですが、ステンレスは絶対サビないと思っている人が多い。
ですが、ステンレスはサビにくい金属であっても、決してサビない金属ではないのです。
サビの原因としては、何かの鉄粉が付着したりすると、その部分からサビが発生します。
もし、サビが発生した場合は、ステンレスは丈夫な金属なので、重曹を使っても傷や変色する心配はないので、重曹を使って掃除をします。
ただし、強アルカリ性の洗剤や、粒子の粗いクレンザーを使用すると、劣化やキズの原因になるので、注意しましょう。
人工大理石
調理台などに使用されることが多い、人工大理石。
見た目もきれいでおしゃれですよね。
汚れが落ちやすいので、毎日の水拭きをしていれば、大抵の汚れを防ぐことができます。
でも、そうはいってもずっと汚れないわけではありません。
もし、黄ばみが気になり始めたら、重曹を使って掃除をします。
重曹に少量のお湯を加えるとクレンザーの代わりとして使用できます。
気になる黄ばみ部分を、柔らかいスポンジで擦ると、黄ばみ汚れの掃除ができます。
使わない方がいい洗剤は、人工大理石でも強酸性・強アルカリ性には弱いので、漂白剤です。
タイル
タイルは目地にホコリやが汚れがつきやすいので、毎日水拭きして汚れを予防するといいでしょう。
もし、目地にこびりついた汚れが気になっても、擦りすぎに注意です。
無理に擦ってしまうと、黒ずみの原因になることと、タイルを貼った時の目地材が減ってしまう原因にもなります。
なかなか落ちない汚れは、重曹ペーストを使って、気になる箇所に塗りこみ、時間をおいて、スポンジでサッと擦ります。
ガラスパネル
おしゃれなキッチンに増えてきているのが、ガラスパネルです。
油はねガードや、IHコンロのコーティングに使われるガラスパネルですが、こちらの手入れは簡単です。
キッチンを使用したあとにサッと水拭きすれば、汚れがほとんど溜まりませんが、もし、油汚れが気になったときは、重曹水で拭くといいでしょう。
換気扇の掃除方法
換気扇の汚れは、油とホコリが混ざった汚れが多い。
酸性の性質を持った汚れなので、重曹やセスキ水を使って掃除するのがおすすめです。
換気扇掃除は、油とホコリが混ざった換気扇の汚れは、重曹でつけ置きしても落ちきらない場合があります。
といっても、つけ置きできるモノには重曹を使い、拭き掃除はセスキ水を使っていきます。
【用意するもの】
・新聞紙
・重曹
・お湯
・セスキ水
・布巾
・スポンジやブラシ
1.垂れてくる汚れに備えて、コンロの上に新聞紙を敷く
2.シンクに40~50℃のお湯を溜める
3.換気扇フィルターやファンなど、取外し可能なパーツを分解する
4.溜めたお湯に100g程度の重曹を入れてよく溶かし、外した部品を重曹水に10~20分ほどつけ置きする
5.換気扇本体の気になる汚れにセスキ水を吹き付け、5分ほど放置する
7.汚れが浮いてきたら布巾でキレイに拭き取る
8.つけ置きしておいた部品をスポンジやブラシで洗い、重曹をよく洗い流したあと、から拭きしてパーツを組み立てて終了。
ガスコンロの主な汚れは、食品汚れ、油汚れ、焦げ付きです。
いずれも酸性の汚れなので、重曹やセスキ水を使って掃除します。
換気扇の掃除と同じく、つけ置き掃除には重曹を使用し、拭き掃除はセスキ水と使い分けるといいです。
ガスコンロの掃除は、汚れの種類や掃除方法が同じなので、換気扇掃除とまとめて行なうと、時短になり、一気にお掃除が進みます。
コンロは、お使いの環境がガスコンロかIHコンロかで大きく異なりますので、お使いのガスコンロに合わせた方法でお掃除をしましょう。
まずは五徳のある
一般的なガスコンロの掃除方法
【用意するもの】
・重曹
・お湯
・セスキ水
・布巾
・スポンジ又はブラシ
1.シンクに40~50℃のお湯を溜め、100g程度の重曹を入れてよく溶かす
2.五徳など外せる部品を外し、重曹水に10~20分ほどつけ置きする
3.コンロ上の気になる汚れにセスキ水を吹きかけて、5分ほど放置
4.汚れが浮いてきたら布巾でキレイに拭き取る
5.つけ置きしておいた、五徳などの部品をスポンジやブラシで掃除する
6.五徳などの部品に付いた汚れと重曹水を洗い流し、よく乾かしてからパーツを組み立てる
続いて
IHコンロの掃除方法
IHコンロに付く主な汚れは、焦げ付き、鍋の跡が多くみられる汚れです。
どちらも酸性の汚れなので、重曹と、セスキ水を使って掃除ができます。
軽度の汚れなら重曹水、もしくはセスキ水を吹き付けてさっと拭き取るだけでもいいと思います。
しつこい焦げ付きには、重曹水もしくは、セスキ水をしつこい焦げの部分にスプレーし、しばらくおいて、キッチンラップを丸めた物で擦るといいですね。
魚焼きグリルの掃除方法
魚焼きグリルの汚れは、主に油汚れ、焦げ付きの2つ。
酸性の汚れになるので、重曹、セスキ水を使って掃除していきます。
グリルの臭いが気になる場合は、消臭効果もある重曹でグリル内を掃除します。
グリル内の汚れが落ちにくい場合は、重曹水もしくはセスキ水を染み込ませた、キッチンペーパーで汚れを覆うようにパックをして、しばらく放置してから拭き取るといいです。
日ごろの汚れ予防としては、グリルを使用するときに、大さじ2杯ほどの重曹を受け皿に敷いておくと、汚れ予防と防臭効果が期待できますよ。
【用意するもの】
・重曹
・重曹水もしくはセスキ水
・スポンジやブラシ
1.シンクに40~50℃のお湯を溜め、100g程度の重曹を入れてよく溶かす
2.網や取り外せる部品を重曹水に10~20分ほどつけ置きする
3.グリル内に重曹水もしくはセスキ水を吹きかけ、布巾で拭き取る
4.つけ置きしておいた、網などをスポンジやブラシで汚れを落とし、部品に付いた汚れと重曹水を洗い流し、よく乾かしてからパーツを組み立てる
電子レンジ・オーブンの掃除方法
電子レンジやオーブンの汚れは、油汚れ、焦げ付き、皮脂、手あかなどが主な原因です。
これらの汚れは酸性なので、アルカリ性の重曹を使って掃除します。
【用意するもの】
・耐熱容器もしくは濡らしたタオル
・重曹水
・キッチンペーパー
・布巾
・手垢などが気になる場合は、セスキ水
1.耐熱容器に水200mlを入れ、小さじ1~2杯の重曹を混ぜ、ラップをせずにレンジで6分ほど加熱する
耐熱容器がない場合は、重曹を混ぜた水でタオルを濡らし、レンジで30~60秒ほど加熱してもいいです。
2.扉を開けずに、30~60分ほど蒸気を充満させ放置する
こびりついた汚れは、こすって落とそうとすると大変なので、加熱した蒸気で汚れを浮かすと掃除がしやすくなります。
3.レンジ内の重曹水にキッチンペーパーを浸してレンジ内を拭き取る
タオルや布巾を温めた場合は、そのまま拭き取るといいですね。
ただ、加熱しているので、やけどには注意です!
4.最後に、レンジ内の水気をから拭きして取ったら終了
レンジの外側に付いた手あかは、セスキ水を吹きかけ布巾で拭き取りましょう。
オーブンを掃除する場合も、電子レンジと同じやり方で掃除ができます。
シンク・排水溝の掃除方法
シンクや排水溝に付いている主な汚れは、石鹸カス、水垢、油汚れ、ぬめり(雑菌・カビ)、食品の残りカスです。
シンクや排水溝の汚れは、原因が多くあります。
その中から、まずは石鹸カスの掃除から始めるのがおすすめ。
キッチンの石鹸カスは、酸性の性質を持っている汚れなので、アルカリ性の重曹を使って掃除します。
シンクの石鹸カスの掃除方法
【用意するもの】
・重曹
・キッチンペーパー
・スポンジ
1.重曹を石鹸カスが気になる部分に粉のまま撒き、お湯で湿らせたキッチンペーパーを重曹の上に貼り付け、パックする
2.キッチンペーパーでパックした状態で、15分ほど放置する
3.パックを剥がしながら、パックしていたキッチンペーパーで石鹸カスを擦り落とし、スポンジなどを使って全体を水洗いする
次に
シンクの水垢の掃除方法
水垢はアルカリ性の汚れなので、軽度の水垢なら、酸性のクエン酸を使って汚れを落とすことができます。
クエン酸を使った掃除をあとにすることで、石鹸カスの掃除で拭き残した重曹の白い筋を消すことができますよ。
【用意するもの】
・クエン酸水
・キッチンペーパー
・スポンジ
1.クエン酸水をキッチンペーパーに染み込ませ、水垢に貼り付ける
2.キッチンペーパーでパックしたら、30分~1時間ほど放置
3.パックしていたキッチンペーパーか、スポンジなどで、浮き上がった汚れをこすり落とす
4.スポンジなどを使って全体を水洗いする
放置している間に蛇口も併せて掃除するといいですよ。
蛇口の掃除方法
蛇口もシンク同様、水垢の汚れが気になる部分。
普段から軽く拭いていても、目に見えない部分の汚れもあので、シンク同様、クエン酸水パックで、ぬめりも一緒に取り除きましょう。
【用意するもの】
・クエン酸水スプレー
・キッチンペーパー
・布巾
1.蛇口全体にクエン酸水スプレーを吹き付ける
2.蛇口をキッチンペーパーで隠れるくらいまで覆ったら、もう一度クエン酸水スプレーを吹き付け、キッチンペーパーを落ち着かせ、クエン酸パックをして5分ほど放置。
3.キッチンペーパーを剥がし、水でクエン酸をしっかり流したら、水拭きをする
4.乾いたキッチンペーパーで、水気が残らないようにしっかりと拭き取る
クエン酸水のつくり方はこちら
排水溝・ゴミ受けに付いた油汚れ、ぬめりの掃除方法
排水口や、ゴミ受けに付いた黒ずみやヌルヌルとしたぬめりは、見つけても掃除をするには、やりたくないなと思ってしまうことが多いのではないでしょうか。
排水溝やゴミ受けの汚れの原因は、油汚れ、食品の残りカス、雑菌・カビです。
これらの汚れは、重曹とクエン酸を使って掃除します。
【用意するもの】
・重曹もしくは台所用中性洗剤
・クエン酸
1.排水溝とゴミ受けなどのパーツを分解し、重曹(もしくは台所用中性洗剤)」で洗う
2.排水溝内に、重曹とクエン酸を2:1くらいの割合で、たっぷり振りかける
3.ブクブクと発泡が激しくなるまでお湯を少しずつ注ぐ
4.発泡が収まるまで15~30分ほど放置し、お湯で重曹とクエン酸をしっかりと洗い流して終了
寒くなってくると、いくらお湯を使っても水回りのお掃除はなかなか進まなくなります。
今のうちに一度お掃除をしておくことで、12月の寒さが厳しいときのお掃除が楽になりますので、今のうちから少しずつ進めておくといいですね。
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