みなさん、こんにちは。
(株)大共建設・きねつ工房
未来建設・コーチ 村岡誉久吏(つくり)です。
寒くなってくると水回りの掃除は、なかなか気が進まなくなってしまいます。
最近の住宅では、昔のようにお風呂場やトイレが冷蔵庫のような寒さを感じる場所ではなくなりましたが、毎日使うからこそ、なかなか細かなところまで掃除が出来ないのではないでしょうか。
今日の17時以降から14日(日)まではトイレ掃除がおススメの期間です。
丁度、週末にあたるので、この期間を使って一度しっかりとお掃除をしておけば、年末の大掃除の頃には、お掃除が楽になっていると思います。
トイレ掃除というと、便器のみと考えてしまうかもしれません。
でも、トイレの汚れは、思っているよりも広範囲に広がるため、床や便座カバーなどもこの機会にお掃除をしてしまいましょう。
便器の汚れで気になるのは、黒ずみですが、便器の汚れには3種類あるのをご存知でしょうか。
【トイレの気になる3つの汚れ】
1.ピンク色の汚れ
便器の内側に、水の流れにそって浮かび上がってくるピンク色のすじを見かけたことがあると思います。
このピンク色の汚れの正体は、バクテリアです。
忙しいから、面倒だからとお掃除をサボっちゃった時に、ふと気づくとうっすらとすぐに現れちゃうピンク色の汚れです。
ピンク色の汚れとして登場する汚れは、空気や水のなかに住んでいるバクテリアが、便器の内側の湿度や水中の栄養分を食べて繁殖した「バイオフィルム」と呼ばれるぬめりがピンク色に見えて現れます。
2.黒ずみ汚れ
トイレの汚れといったら、すぐに思い浮かぶ代表的な汚れが黒ずみ汚れの正体は、カビが表面化したものです。
こちらも、ちょっとお掃除をサボってしまうと、気づけば黒い筋がちらほらと浮き上がってきます。
特に、水がたまっている部分や便器のふちの裏側などに黒ずみができてしまうほど、トイレの天敵といってもいい黒ずみ汚れ。
カビもバクテリアと同じく、湿度と温度、そして栄養がある場所ではあっという間に増殖してしまうのです。
人間に害はありませんが、色が黒ということもあって、目に見える汚れは気になりますね。
3.黄ばんだ汚れ
多くのご家庭の便器は真っ白な便器だと思います。
でも、ふと気づくと、便器の表面がなんだか黄ばんで見えることがあります。
それは気のせいではないかもしれません。
黄ばんだ汚れの原因は、尿石と呼ばれる汚れの付着によるもの。
人の尿に含まれる尿素やたんぱく質などの成分が、細菌によって変質した尿石は、見た目の汚れだけでなく臭いの原因にもなるので、できれば登場してほしくない汚れですね。
【トイレの気になる3つの汚れ お掃除方法】
トイレ掃除で用意するもの
中性洗剤
酸性洗剤
お掃除シート(乾いているもの)
お掃除ブラシ
ゴム手袋
雑巾(使う洗剤によって分けるので、必要枚数)
汚れがひどい場合にプラスして用意するもの
酸性洗剤(酸性洗剤が苦手な方は重曹やクエン酸)
クエン酸水
トイレブラシの掃除に用意するもの
酸素系漂白剤(オキシクリーンなど)
酸性の汚れは、同じ酸性のクエン酸では落とすことができないので、ブラシの汚れ(黒ずみやカビ)汚れには、中性やアルカリ性の洗剤を使うといいです。
おススメしないもの
塩素系漂白剤
こちらは、クエン酸や中性洗剤と混ぜると危険なので、使わない。
使うならば、塩素系漂白剤や洗剤のみを使いましょう。
1.ピンク色の汚れのお掃除方法
ピンク色のバクテリア汚れは、すぐに現れやすいぶん、落とすのも実は3つの汚れのなかで一番楽なのです。
水で濡らしたトイレ用ブラシに中性洗剤をつけて軽くこするだけで落とすことができます。
ただし、先ほどもお話しましたが、バクテリアはすぐに繁殖してしまうので、こまめにトイレ掃除をして退治していきましょう。
2.黒ずみ汚れのお掃除方法
黒ずみ汚れも、ピンク色の汚れと同じく、中性洗剤をつけたトイレブラシでこすると落ちます。
しかし、カビはバクテリアに比べて放置しておくと根付いてしまうやっかいな汚れ。
そんな時は、トイレットペーパーを便器の上や黒ずみ汚れが気になる場所に敷き、その上から中性洗剤を染み込ませ、放置するパック式の掃除がおすすめです。
ただ、パックを外したあとは、洗剤はきっちりと水で流すことを忘れずに。
便器の表面に洗剤が残ったままだと、せっかく掃除をしても、残った洗剤がカビの繁殖の原因になってしまうので、要注意です。
3.黄ばんだ汚れのお掃除方法
黄ばんだ汚れは、酸性の洗剤を使うことで落とすことができます。
酸性洗剤が苦手な方は、重曹とクエン酸を使ったお掃除がおすすめです。
しつこい汚れは、ゴシゴシこするから疲れてしまうイメージを思っている人も多いでしょう。
ですが、酸性洗剤、重曹とクエン酸を使った、どちらの方法でも、ゴシゴシこするやり方より、トイレットペーパーを使ったパック式のお掃除がより汚れを落とせるのです。
3つの汚れのお掃除ポイントを紹介しましたが、ひとつだけ重要な注意点として、成分の異なる洗剤は一緒に使わないということです。
洗剤同士の成分が、有毒ガスが発生する場合もあるので、ここは絶対に守って、自分の理想の家に近づけるための大掃除をしていきましょう。
【クエン酸を使うときには】
クエン酸で落としやすい汚れ
酸性のクエン酸は、アルカリ性の汚れを効果的に落とすことができる。
- 床や壁、便器の尿はねなど
- 便器の尿石汚れ
- アンモニア臭
- 洗い場の水垢など
- シャワーノズルの水垢
- 便器内の輪ジミや黒ずみ(重曹と併用することで効果アップ)
クエン酸を使ったお掃除後は、しっかり拭き取ることを忘れずに。
しっかり拭き取らないと、クエン酸の粉が白い跡として残ってしまいます。
掃除の後は洗い流すか水拭きを必ず行ってくださいね。
洗剤を使うと、汚れがひどいからと大量に洗剤を使ってしまいがちですが、クエン酸は濃度が高かったり、一度に大量に使用したりすると手荒れの原因にもなるので、適切な濃度・量を守って使用することをおすすめします。
◆クエン酸水のつくり方◆
スプレーボトルに水200mlとクエン酸小さじ1を入れ、しっかり混ぜて溶かしてから使いましょう。
使用期間としては、1~2週間で使い切るようにします。
手やトイレの建材へのダメージを防ぐためにも、基本的にはこの分量が適切でしょう。
クエン酸は酸性なので、酸に反応して傷んでしまう材料、アルミや鉄、真ちゅうなどの貴金属、大理石、プラスチック、タイルの目地には使用しないようにしましょう。
心配であれば、事前に目立たない場所にクエン酸水を少したらしてみて、変色したり、泡が立ったりするならば、その部分にクエン酸水を使うことはやめましょう。
トイレの性能や材質も、どんどん良くなっています。
トイレ掃除といっても、防汚加工のある便器など、中性洗剤のみしか使えないトイレもあるので、事前に製品の取扱説明書を確認しておくことも重要です。
【トイレ掃除おススメの順番】
トイレ掃除は、ついつい便器から掃除をはじめて仕舞い菓子ですが、掃除中の汚れやホコリが広がっていくことがあります。
汚れやホコリが広がらないよう、
①水洗タンク
②便座
③床
というように、上から下に向けて、掃除を進めていくのがおススメです。
その時に、汚れの少ない場所から、ひどい場所の順に掃除すると効率的。
汚れのひどい場所には、最初にトイレットペーパーで湿布をして、その間に汚れの少ない場所を掃除していくといいですね。
そして、最後に床掃除をすれば、掃除ではねた水や、こぼれ落ちた洗剤なども一緒に拭き取ることができます。
①水洗タンク
水栓タンクは、結露やカビが発生しやすい場所。
中性洗剤を含ませたタオルで、まずは全体を拭いていきます。
タンクの水受けの水垢や、蛇口のカルキがひどい場合は、クエン酸を染み込ませたタオルで拭き取ります。
掃除後は、水拭きをしてクエン酸成分が残らないようにします。
②便座・便器
便器の蓋の部分は、中性洗剤を染み込ませたタオルで拭いてから水拭きをします。
便座の接続部分などは、思っているよりも埃がたまりやすい場所です。
便座のフタを外して掃除出来る場合は、外して掃除をするか、綿棒でかきだすように掃除すると綺麗になりますよ。
温水便座などの場合は、便座がスライドできるタイプであれば、ロックレバーを解除して中性洗剤で拭きます。
ここには、尿汚れが溜まり、ニオイを発していることが多い場所でもあります。
便座の裏は、尿はねなどで黄ばみやすい場所。
便座の裏全体を中性洗剤で掃除します。
磨くだけで落とせない黄ばみには、中性洗剤をトイレットぺーパーに染みこませて湿布をし、10分ほどおいてから水拭きをしましょう。
温水便座の場合は、温水洗浄便座全体を持ち上げられる場合は、裏側が見える状態にします(配線などで持ち上がらない場合は無理に行わないこと)。
その後、中性洗剤を含ませたタオルで全体を拭いていきます。
本体に洗剤を直接スプレーするのは、故障の原因になるため、絶対にやめてください。
もし、脱臭カートリッジなどがある場合は、取り外してお手入れすること。
便器の内側は、ふだんの掃除は中性洗剤を使ってブラシで磨くだけで綺麗になります。
たまに、鏡などで便器のふち裏をチェックすると、汚れがよく見え、磨き残しを防げますよ。
ふち裏に尿石がたまっていたら、クエン酸をしみこませたトイレットぺーパーで10分ほど湿布することを、繰り返すと落ちやすくなります。
そして、掃除後は、必ずクエン酸が残らないように水拭きしましょう。
ただ、尿石は一度たまってしまうと落ちづらい汚れです。
この機会に、普段からクエン酸を使って、尿石がたまらないように予防をしていくことを心掛けましょう。
③便器外側と床
中性洗剤を含ませたタオルで、便器と床全体を拭いていきます。
尿はねがつけ根部分にたまってるようなら、クエン酸水をスプレーをして拭き取っていきます。
結露によって、下方全体が濡れていることがありますので、水分もしっかり拭き取っていきましょう。
そして、最後に床
床の汚れには、ホコリや尿はねなどが混ざっており、掃除がしづらい便器裏の床は、カビも発生しやすい場所です。
クエン酸スプレーを床にふきかけ、タオルを使って手前から奥へと進み、拭き残しがないように磨いていきます。
最後に水拭きをすれば、お掃除完了。
理想の家を考えるとき、新しい家具が欲しい、使い勝手が、動線が悪いからリフォームをしようか?と考えてしまいます。
昔から、家は住めば都と言われていたように、欲しいモノを手に入れたからと言って、あなたの理想に近づくわけではありません。
すぐに引っ越しを出来る人ならば、新しい家では、ハウスクリーニングなどを依頼して、行くのもいいですが、いま住んでいる家に、掃除やちょっとしたお気に入りの場所を作ることで、掃除もはかどります。
理想の家は、なにも新しいものを取り入れるから、理想の家になるわけではなく、あなた自身が暮らしたい、理想としている家に、ご自分で、まずは理想の家、暮らしたい、過ごしたい空間ってどんなところかな?ということも、掃除をしながら考えてみるのもおすすめです、
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