映画「八日目の蝉」を視聴
※画像はネットよりお借りしてます
毎日読書していた時代、角田光代さんは好きだったので原作は読んでいたし、NHKのドラマもリアルタイムで見ていたのだけど、映画は今回が初。
なかなか、辛い物語。
7年くらい前の民放ドラマ「母になる」も、よその女の人が勝手に子供を育てるお話で、ドラマに主要人物として出ていた小池栄子さんと風吹ジュンさんがこの映画でも重要な役で出ていて驚いた。
主題歌(中島美嘉さん・Dear)の歌詞も内容に合っているんだろうけど、主人公に取ってのDearは実母なのか、誘拐犯の方なのか、どっちなんだろう?と考えさせられた。
普通に捉えれば誘拐犯ではあるけど愛情を持って4歳まで育ててくれたことに気づけたのかな、と思うし。
だけど産んでくれた母とはギクシャクして育てられたけど、自分もお腹に子を宿したことで母親と言う者の我が子に対する想いを知れた、とも捉えられたり。
何にしろ悲劇なんだろうけれど、運命を受け入れて前に進む強さ、みたいなものも感じられた映画だったかな