●自分のGoalは本当に、Goalなのか?Fake Goalを見抜くために必要なたった一つのこと。
Goal設定というのは、本当に難しいのです。
ほとんどの人が、本質的なGoal設定など一度も学べず、やがて痺れを切らして撤退していきます。
逆に言えば、心身にとっては、Goalさえ設定されてしまえば、Goalへ向けて無意識レベルで動き出します。
無意識レベルで、自分で自分を変え始める。
必要なもの、必要な能力、必要な人間性を、自分の中で育み始める。
情報を集め始める。
書き換えるべきところは、ありとあらゆる出来事を無意識的に、クリエイティブに起こして自分の意識に上げやすいように提示する。
そうやって、Goalという存在は、自分の全てを書き換えていく。
そういうパワーを持ちます。
しかし、ほとんどの人が、Goal設定に苦労します。
いや、というよりは、Goalという感覚そのものを、一生の間に一度も掴めずに、やがて、静かにGoal設定を辞めていきます。
だからこそ、DK WORKSでは、Goal Noteという戦略を取ります。
1日5分、起き抜けにすぐ、思いついたGoalを書き出す。
ある程度ルールを決めて、そのルーティンだけを続ける。
そのルーティンを自動操縦的に動かしているうちに、裏側ではGoalについてセッションを受けたり、理解が深めていきながら、ジリジリとレベルを上げていく。
そうやって、徐々に耕しながら、磨き上げながら、Goalの感覚とその体質を、心身に少しずつ、馴染ませていく。
DK WORKSに長年通うメンバー(結果を出し続けているメンバー)は、よく理解してくれていますが、初めのうちに(DK WORKSで学ぶようになる前に)持っていたGoalなんて、ほぼ100%全てが、Fake Goalなんです。
あれだけ自分のGoalだと疑わなかったものが、全てFakeであり、それはGoalではなく、タチの悪い「偽物」であるという認め難い事実を認めること(=自らの内側に潜む幼さから目を逸らさず、真っ向から向かい合うこと)から始めなければならないということ。
自分の心、自分の身体の、嘘偽りのない、本質からやり直さなければ、もはや自分の人生は変えられないのだということに、気がつくのです。
そういうふうに、真に心身を書き換える「場」というのは、甘えが効かないんですよ。
こっちも真剣ですからね。
別に厳しいことをやらせたり、厳しい内容を教えたりなんてことはそんなにありません。
でも、真剣に取り組んでいれば必ず、目を逸らさないポイントまで到達してしまうということ。
そしてそれこそが、内部表現書き換えだということです。
当たり前ですよね。
本当に自分の人生を生きるということが、簡単だと皆、幼稚に考えているのです。
自分らしく、自分の、ありのままに生きられないのは、自分以外の何かのせいなのだと、そんな幼稚な論理を信じて疑わないのです。
そして多くの場合は、口でどれだけ「代わりたい」なんて叫んでも、結局自分自身を変えたくなどないのです。
結局は親に依存し、子供に依存し、パートナーに依存し、生きている今現在が実は快適で仕方がないのです。
そこから、本気で自立し、自分の選択で、自分の気持ちで、生きるということに憧れているだけ。
憧れるのは自由ですが、憧れるだけではどこへもいけません。
なんとなく、それっぽいことをしたいだけ。
自分を変えるために努力してるな〜なんていうナルシシズムに浸りたいだけ。
実際に、自分自身を書き換えようとすれば当然、強烈な痛みが伴うものです。
当たり前ですけど。
現実がこれでもかと叩きつけられて、その中でも、自分自身に対して、真摯に向き合わなければならないのです。
目を逸らしてはならないのです。
では我々は、自らの真のGoalに辿り着くために、何ができるのか…?
それが、自らのセルフエスティームを、徹底的に意識に上げることなのです。
それは同時に、自分の内側に潜む「隠された敵意、怒り、悲しみ、寂しさ、憎しみ、怒り」を、徹底的に想定し(最初っから「そんなのありません」なんてバカみたいに否定せずに)吟味し、可能性を探り、新たな事実に、情報空間でたどり着くこと。
我々の心(=内部表現)は、見えない世界だからこそ、ありとあらゆることを想定して、その謎を解かなければならないのです。
今もし、あなたがGoalすらなく、希望などなく、Goalへ向けて歩みを進めている手応えがもしないのだとしたら、それはおそらく、幼少期から刻み込まれた「隠された敵意」に、心身の臨場感が乗っ取られているのです。
例えば、マインド・ボディ・コーディネーターとして活躍して、社会の中で苦しんでいる人を助けたい!と口では言っていても、ブログが続かない、発信ができない、やるべきことをしていない…という人は、多いです。
それは、やる気がないとか、発信が苦手だからとか、自信がないとか、時間がないとか。
まあ、言い訳なんていくらでもできるわけです。
そもそも、やる理由なんて方が、少ないわけですよ。
コツコツやってても、何の反応もないし、誰も褒めてくれないし。
でも、今すぐ活躍したい。尊敬されたい。結果を出したい。お金はほしい…
そんなふうに、自らの幼稚さは捨てることができない…
そういうことを並べ立てていれば当然、やらない理由の方が断然たくさんあるわけで。
でも、そんな言い訳をしているうちに、人生の大事なチャンスをいくつも潰しまくっていることに気がつかない。
「隠された敵意」とは、その人の臨場感を完全に乗っとります。
そして、本人は自分が「隠された敵意」に乗っ取られてしまっていることに気がつきません。
なので、口では立派なことを言っても、Goalへ向けた行動が全く取れなかったり、クリエイティブに「やらない言い訳」ばかりを考え抜いたり、弱い者を無意識的にいじめてそれを教育だとほざいたり、一人で勝手にイライラしてありとあらゆるところに当たり散らして、いつまでも子供みたいなことをやってたりするんです。
そんな自分の人生すら、どっかで正当化している。
いや、まあ止めはしませんが、そんな人生は地獄です。
自分だけならまだしも、長期的に、下の世代まで、強烈に壊すことになる。
自分だけでは済まないのです。
だからこそ我々は、我々自身を超克する必要があるのです。
己の意思をもってして、己に克つ。
己を超えていく必要があるのです。
それが、次世代のために、あるいは社会のために、我々がやるべきことです。(ほとんどの人はそんなことしませんけどね笑)
いやでも、そういう真摯さを持って自分自身の心身と向き合っていると、ものすごく良いことがたくさんあるのです。
Goalが観えるようになるし、その方法も見つかるし、磨くべき技も、どんどん洗練されてくるし、虎視眈々と、着実に力をつけることができるようになり、やるべきことができるようになり、それがやがて、あなたの大周天となって、多くの人に貢献することができるようになるのです。
人生に手応えを、感じることができるようになるのです。
セルフエスティーム瞑想に取り組んで、そろそろ1ヶ月になるメンバーはそれぞれ、自分の心、身体が、少しずつ観えるようになってきている頃でしょう。
中には衝撃的な事実を瞑想によって見出されたメンバーも多数いますが、はっきり言ってまだまだ序の口ですよ。
人間の心、身体というのはそんな簡単じゃない。
まだまだ、1合目ですから、のんびりじっくり、コツコツとやりましょうね。
一方で、Goalを設定するのもとても大切です。
Goalを設定すると言った途端に「何かやらないと」みたいな焦りで行動する人が多いですが、その心身の反応それ自体が典型的な母性剥奪、父性喪失からくる「自己無価値観」であり、そこから生まれる焦りです。
Goalを設定するっていうのは、書いたら終わりなんですよ。
書いたらあとは、忘れる。
忘れていいのですよ。
そういうものをたくさんセットしていくのがGoal設定ですよ。
それをいきなり行動しようとすることそれ自体が、コーチング理論を理解していないのです。
ホメオスタシスを理解していないのです。
Goalを設定して、また、ひたすらにセルフエスティーム瞑想を実践する。
そしてフィードバックをとる。
気がついたことをノートに記しておく。
こうして、少しずつ、少しずつ、心と身体に揺さぶりを掛けていく。
揺さぶりを掛けても、壊れない心身を創り上げていく。
そういう取り組みは地味かもしれませんが(母性剥奪の人間はこの地味な取り組みが最も苦手で、いつも一発逆転ばかり狙って人生を停滞させていますが)必ず効果があります。
人生を変えるために、学ぶに値する技術と理論が、セルフエスティーム瞑想です。
今回は大幅にパワーアップしますから、楽しみにしておいてほしいなと思います。
こちらにご参加いただくと、無料にて、さらに深い内容のレクチャーを受けることができます。
DK WORKS Goal達成のための心身を創る「マインド・ボディ・コーディネーション」