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●苫米地理論や内部表現書き換えやヒーリングを真剣に実践する人なら、一度は通るこの道
今回はアカデミー生であり、スポーツ指導者でもあるクライアントさんから、かなり切実なご相談をいただきました。
このご相談は言うなれば「ゴール設定」の領域と「ゴール達成へ向けたタスク」の領域を繋ぐ（というか実際にはべったりとグランディングしている）非常に示唆に富むご質問です。
というか、例えば内部表現書き換えとか、ヒーリングとか、コーチングなんかを真剣に学び実践していらっしゃる方であれば必ず通る疑問であり、感覚であり、悩みであるように思います。
しかし、その質問というのは感覚的に、例えばイエス・キリストで言えばこの質問は、「狭き門」のように思います。
こんな疑問が出てくる自分はおかしいのか？果たして、実はめちゃめちゃ間違っているのではないだろうか？と自分自身の中で非常に不安になりますし、もしかすると、入る門そのもの（疑問そのもの）を間違えてしまっているのではないか？と怖くなります。
しかし、そんな時はイエスが我々をいつも、勇気付けてくれます！
「求めなさい。そうすれば、与えられる。探しなさい。そうすれば、見つかる。門をたたきなさい。そうすれば、開かれる。だれでも、求める者は受け、探す者は見つけ、門をたたく者には開かれる。あなたがたのだれが、パンを欲しがる自分の子供に、石を与えるだろうか。魚を欲しがるのに、蛇を与えるだろうか。このように、あなたがたは悪い者でありながらも、自分の子供には良い物を与えることを知っている。まして、あなたがたの天の父は、求める者に良い物をくださるにちがいない。だから、人にしてもらいたいと思うことは何でも、あなたがたも人にしなさい。これこそ律法と預言者である。」
「狭い門から入りなさい。滅びに通じる門は広く、その道も広々として、そこから入る者が多い。しかし、命に通じる門はなんと狭く、その道も細いことか。それを見いだす者は少ない。」（マタイによる福音書 7章7節〜14節）
我々はいつも「こんな疑問は、誰も抱かないのではないか？」「こんなところでつまづいているのは自分だけではないか？」と不安になるものです。
しかし逆に言えば、学問や科学の世界で言えば、その、誰も思いもつかないような素朴な疑問こそが、全てを書き換えることは有名です。
例えば有名なところでいえば、ニュートンです！
彼が目をつけたのは実はリンゴではなく、月です！！
木からリンゴは落下するのに、なんであんなでっかくて重そうな月は落ちないの？と。
誰も答えきれない質問にぶち当たるのです。（そしてそれこそがチャンスです）
我々が抽象度階層を突破していくには、こうした疑問が必ず伴います。
そしてその質問や疑問や悩みは、時に身を引き裂くほど恐ろしいものであったりします。自分が間違っているかも入れない。自分がおかしいだけかもしれないという漠然とした恐怖がいつも付き纏うからです。
だからこそ、我々は、その度に命を差し出さないと学べないのです（そして、次の抽象度階層へ安全な梯子を掛けてくれる優秀な教師の存在が重要なのです）
そういう教師や導師（ヒーラー）と出会えることは幸いですし、そういう縁を大切にされると良いかと思います！（良い師となる存在はイエスの言う通り「求めなさい。そうすれば、与えられる。探しなさい。そうすれば、見つかる。門をたたきなさい。そうすれば、開かれる。だれでも、求める者は受け、探す者は見つけ、門をたたく者には開かれる。」でしょう！）
ということで、今回はメールセッションの形で、クライアントさんのご相談にお応えしていきます！
＜メールセッション＞（40代 男性 教育関係、野球指導者）
（引用開始）
お世話になっております、〇〇です。夜分に申し訳ありません。
先日のオンラインセッションでのレクチャーありがとうございました。
4月26日ブログ記事（【重要】「考える」ということの本当の意味とは？〜神経科学的にみた式神の使い方〜）からも補完させて頂いたお陰様でわからない事を気の球にし、式神(無意識)にお任せする。随分と気が楽になった気がしています。
（引用中断）
いいですね(^^)
どんどん任せて、こちらはむしろ、どんな情報が上がってくるか？を丁寧に意識にあげましょう！
ポイントは、いざ任せたら、あとは忘れることです。
我々は「考える」ということ自体のパラダイムを変えないといけないということです。
忘れたころに、式神は仕事を終えて、脳に情報なりフィードバックなりを投げてきます。その飛び込んでくる直感やインスピレーション、なぜか飛び込んできたアイデアなどを逃さないことが重要です。
例えばイメージとしては、なぜかお風呂でふーっと息をついて気持ち良くなった途端に、いきなり解けなかった問題が解けたり、なぜか全く考えてもいなかったようなことがいきなりアイデアとして飛び込んでくるイメージです。（そういう経験って多かれ少なかれあるのではないでしょうか？）
例えば、トイレでふーっと息をついていたら、「あ！」といきなり困っていた問題の解決法が思い浮かんだりしてしまうイメージです。
古代ギリシャの哲学者・アルキメデス的に言えば、「Eureka」（ユーレカ）ですね。
"Eureka!"という感嘆詞は、古代ギリシャの学者アルキメデスに帰するものである。伝えられるところでは、彼が風呂に入ったとき、浴槽に入ると水位が上昇することに気づき、上昇した分の体積は彼の体の水中に入った部分の体積に等しいとわかり、"Eureka! Eureka!"と2回叫んだという。彼は形状の複雑な物体の体積を正確に量るという困難な問題を解決できたと理解し、浴槽から飛び出して、裸のままシラクサの街を駆け抜け、この発見を共有しようとしたと伝えられている。（wikiより引用）
そのアイデアに感動して、Eurekaと言いながら、裸で街を走り回ったとか回ってないとか笑
でも、人間の脳の使い方って、そういうことです。
苫米地先生もよくこのようなことをおっしゃいますね。（数学者とか物理学者とかそうした人々はそもそもそのように頭を使うように訓練していると）
（引用再開）
まだ自分の脳の使い方がわからず、以下に泣き言のような事を書いているのですが、お陰様で前進のための後退と自分では勝手に捉えています。何が、どこが、お前のGoalなんだよっ！て感じがしています。
甲子園優勝するために
「この本読んで知識を入れなければ。知識を実際に活かさなければ」「ノート読み直して、ナイスセッションできるようにならなければ」「気の球作ってフィードバックとらなければ…」
等々。
そうした「しなければならない事」が見えている時にそれを「しないでいる自分」に焦りや罪悪感を感じて止まっている自分がいました。
そうした無力感から「俺のGoalって本当にやりたい事なのか？無理だろ」が出てきているのか。もしくは、そもそも「無理だろ」があるから「しなければならない」が出てきてしまうのか。
まずもって「したい」ではなく「しなければならない」になってしまう時がある。
このような自分をどう捉えるといいのか。賢さを身に付け、Goal設定が上手くなり、こんな自分とはおさらばしたいと思いメールさせて頂きました。質問と言うより、泣き言になって申し訳ありません。
ゴール設定をして、その先に思いつくことを楽しんでいればOKという感覚が重要です！
（引用終了）
これは、例えばゴール設定とか更新とか、そういうあるあるなのではないかと思います。
たとえば自分のやりたいことはわかっていて、自分の到達したい場所は分かっているのに、いざそのタスクとなるとそれがhave toに感じるというご相談です。
そのタスク自体がhave toに感じることで、もはや自分のゴールまでが揺らいでしまい「これは本当はやりたいことではないのではないか？」というクリエイティブ・アヴォイダンスを引き起こすパターンです。
これは、結構様々な方が悩まれているのではないかと思います。
ポイントはいくつかありますが、考えられるアプローチとして
・ゴール側臨場感の生成不足
・A notAの戦略による気のリソースの節約
・そもそもタスク自体が間違っている
・期待値のマネージメント（DK WORKS的に言えば色彩ヒーリング）
・期待値に伴う戦略アーキテクチャの不具合（徳川戦略）
・内臓系の致命的なダメージによるホルモン枯渇
この辺りを軸に、DK WORKSであれば立て直しを図ります！
まずもって、行動に写す前にまずは、ゴール側可能世界の臨場感を上げるのがコツです！（というか、苫米地理論ど真ん中ですね！）
こちらのクライアントさんであれば・・・
例えば、甲子園で優勝するって、果たしてどのくらいの感動なのか？あの球場が超満員で、アルプスは大声援で、選手たちが素晴らしく躍動して、自分が育てた投手が強豪校を次々とキリキリ舞させて、打者たちは思う存分バットを振り回して、次々とアグレッシブに攻めていく子供達をベンチで見ている気分は、果たしてどのような世界なのだろうか？
めちゃめちゃインタビュー攻めにあって、勝つためにどんなことを心がけているのか？人生における勝利とはなにか？そうしたことを例えば雑誌のインタビューを受けていて、例えばトークショーなんかで、憧れの著名人などと対談などもできたりして（それでお金を稼げたりして）本を出せば売れまくってしまったりして^^
逆に、選手たちがなかなか調子が上がらなくても、一緒に深夜まで練習して、そしてだんだん出したい動きが出てきて、監督がいたから、先生がいたから、僕は甲子園でホームランが打てましたとか言ってくれちゃったり。
その子が大人になって、例えば小さな赤ん坊を連れてOBとして学校を訪問してくれて、「自分の息子が高校生になるまで先生には監督をやっって欲しい！」とか「こいつも全国制覇させてやってほしい」とか嬉しいことを言われちゃったりとか^^
卒業生のうちの数人はプロにいき、毎年開幕ゲームは招待されたり、沖縄キャンプに招待されてアドバイスを求められたり、実際にテクニカルアドバイザーとしてプロから招集されたり。
自分の指導力が認められ、メジャーからなぜか投手コーチとしてスカウトされたり笑
そういうゴールの世界が広がると・・・
心身は勝手に移動していきます！
この文章だけでも、少しは臨場感が上がるでしょうか^^（上がれば幸いです！！）
こうして、自分で自分を盛り上げるのです。それが、ゴール側の臨場感を高めると言うことです。
これがうまくなると・・・
他者のゴールの臨場感を高めるのも、うまくなるのです。（すると、教え子たちがガンガンゴールを達成していくようになります！）
二つ目は、A not A戦略です。
これは真っ直ぐに苫米地理論です。
端的にいえば、「ゴールがまったく叶わなかった世界を想定する」ことで、抽象度が上がるのです。
たしか・・・
この書籍で解説されていたような気がします！（多分ww間違っていたらごめんなさいですがwwwどちらにせよ素晴らしい書籍なのでぜひ！）
ゴールが叶った世界と同時に、叶っていない世界を想定することで、脳の中でゴールそのものが相対化されます。
感覚としては、「叶わなかったらどうしよう…」という恐怖が消えます。そして、叶ったら嬉しいけど、叶わなかったとしても、実は何のダウンサイドもないことに気がつきます。（すると世間の成功者たちが言う通り、失敗はないのだということに気づけますし、さらに言えば、最大のリスクと言うのは「チャレンジしないこと」だと言うことが身体で理解できます。失敗を恐れてやらないやつって馬鹿すぎwってなります）
三つ目は、そもそもタスクそのものが間違っている、あるいは現在の心身のレベルで言えば、タスクが重すぎる可能性があります。
例えば、昨日まで一度もブログを書いたことのないヒーラー志望の人が、いきなり1日1記事、素晴らしい記事を書くなんて到底不可能です。
しかし、気合を入れすぎて、そういったスタートを切るからこそ、逆に続かないのです。（だいたい3日坊主で終わるのです）
成功というのは気合とか根性とかでは到達できません。
むしろ、長く続けられる、無理なく処理できるデザインが重要です。（その無理のなさを、ずっと回していくだけです）
すると、気がついたら、すごいところに到達している感じですね。
これは、期待値のマネジメントとも密接に関係しているので、色彩ヒーリングは極めて有効です。
一度に全てを高い精度でやるのではなく、少しでも取り組めばそれでOK！ということを自分に提示しつつ、取り組まれると良いかもしれませんね。
やるべきこと、すべきことを見つけたら、まずはそのタスクを最小化し、最も簡単な形を取って、ホメオスタシスにバレないことが重要です。DK WORKS的に言えば、徳川戦略ですね。
やり過ぎ、張り切り過ぎ、頑張り過ぎは、長期的には続かず、ゴールそのものを生臭く、腐らせてしまうのです。
しなければならないという形ではなく、これが面白そう！という形で見えてくるものこそ、ゴールへ近づけてくれるものだという解釈が重要かもしれません。
あと考えられるとしたら…
ここまで強烈にアヴォイダンスが出ているということは、やはり内臓系そのもののダメージが大きいのかもしれません。（ホルモンに影響を及ぼし、心身に影響が出ている感じですね。）
その辺りの身体の書き換えもまた、しっかりとおこなうと精神的にもゴールに向かう上での感覚、感触は変わってくるものです。
ということで、アプローチ方は様々にあります！なので、一つずつアルゴリズムを自分にあてがいつつ、軌道修正していきましょう！
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