●ランダムネスを味方に!気功技術「エポケー」とブラックスワン
DKWORKSには、エポケーという気功技術があります。
色々と汎用性があって、どんどん使いこなして欲しい技術です!
あるクライアントさんから「エポケーが実は、凄い可能性を秘めた気功技術かもしれない!」というフィードバックを頂きました。
いやーめちゃ面白いです(^^)
そういう技術の面白さとか、奥底に隠されたアルゴリズムとか、今までにない体感で技術を使いこなす感覚とか、かなり面白いと思います!
こちらのクライアントさんは、たまたま、なぜか偶然に思いついて、なんとなく、気の球に対してエポケーを封入してみたそうです!
すると、これまで感じたことのないレベルで、身体に一気に反応が出たそうです!
大きな神社の鐘の中に入って、ゴーン!と鐘が鳴ったかのような衝撃だったそうです!
かなり興味深いですね。
こうした、ひょんな思いつきがキッカケで、気功技術の新たな一面と出会うというのは、かなり面白いと思います。
こういう出会いって、ぜひ大切にした方がいいです!ランダムネスを味方につけるというか、複雑系の中で賢く生きるというか、そんな感じで、ランダムウォークを楽しむことです。
それを楽しんで取り組んでいたら、気がついたらゴールを達成していたり、かなり凄い夢を叶えていたりすることってよくあります。
平たく言えば、ゴールが存在していて、そのゴールの達成への方法やヒントってかなりランダムに、want toという形で、自分に飛び込んで来ます。
それはたしかに、want toという形で飛び込んでくるのですが、その瞬間は、なぜこれがきになるのだろう?なぜか、すごく興味を惹かれるけど、ゴールに関係ないように見えたり感じたりするケースの方が多かったりします。
それらのチャンスをモノにする為に、リソースをきちんと余すことです。
その余白に、want toという形で、ゴールへの道筋やヒントやチャンスは飛び込んできます。
疲れすぎず、余裕を持ち、いつも上機嫌でいることが極めて重要です。
まさか!というような形が、実はwant toだったりします。
一見、全然ゴールと関係なく、繋がりは見えず、全く意味のないようなものに見えたりします。
そして、さらにゴールに向けてのヒントとかチャンスって、かなり乱暴に訪れることもしばしばあります。
めちゃめちゃダメージを伴うものだったり、深く傷つくような出来事が起こったり、自らの至らなさを直視せざるを得ないような状況に追い込まれたり(汗)
そういった場合は、やはりその衝撃に備えて、日頃から身体を鍛えておく必要があるように思います。
筋肉(物理空間)をつけておくと、精神(情報空間)にも、大きな影響を及ぼします。
こうして、さまざまな状況を想定しつつ、シンプルに、want toに対して心も身体も開かれていることがめちゃ重要です!
結局は、自分自身です。他者は関係ありません。(バカはもっと関係ありません 笑)
ですので、バカからは上手く隠れながら、自らのwant toに、リソースの全てを突っ込みましょう!
世の中には、人の邪魔をすることや否定することが生きがいとするような悪魔は普通に存在しています。(これは、抽象度が上がれば上がるほど痛感するでしょう。世界はいつだって、残酷なのです)
ちなみに悪魔を意味する「サタン」とは「道をふさぐ者」という意味です。
ヘブライ語のサタン(サーターン שָּׂטָן)は「敵対者」「妨げる者」「誹謗する者」「訴える者」を意味する。ヘブライ聖書では「敵」などを意味する普通名詞として何度もあらわれる。例えば『民数記』22:22-35には道に立ちふさがる天使が登場するが、これにはサタンという言葉が「道をふさぐ者」という意味の普通名詞として使われている。(wikiより引用)
ですから、エピクロスの言う通り「隠れて生きよ」です。邪魔者にバレないようにひっそりと!です。
ゴールがある者は、だからこそ孤独なのです。そしてほとんど誰にも相談できず、どこにも救いはないのです。(ですから、ヒーラーを雇うという選択肢は賢い選択だと個人的には思っています)
きっちりと自分の余白、空間、心と身体を守り抜くデザインや技術を持っておくこと良いです。
その一つとして、エポケーという技術はシンプルですが、強烈に作用してくれます。
基本的にエポケーは、棚上げする技術です。
決断や判断、行動についての方針など、あらゆることを一度エポケー(棚上げ)してみると、思わぬ解を脳や身体が見つけてくれることがあります!
エポケー(古代ギリシア語: ἐποχή epokhế)は原義において「停止、中止、中断」を意味し、哲学においてこの語はいくつもの意味をもっている。
懐疑主義においてエポケーは“suspension of judgment“「判断を留保すること」を意味する。
もし真理が到達不可能なものだったり、到達しにくいものだったりするなら、判断を急ぎすぎるとかならず誤ることになるであろうからである。
フッサールおよび現象学においては、エポケーは世界の自然命題を「カッコに入れる」ことを意味する。
すなわち世界の外的現実についての信念をカッコに入れるのである。ただしこれは世界の実在を疑うという意味ではまったくない。世界の現象を起こるに任せ、純粋な現れとし、そこで現れているものの実在についてはもはや断言しないということである。
世界の中で生きられたものが意味している一切を捨象し、生きられたものをそのものとして研究するという点において、エポケーは意識の普遍的構造を考えるための第一歩なのである(フッサールによれば、エポケーの次の段階が「現象学的還元」である)。
精神分析学において、エポケーは現実に対するあらゆる判断を留保することを意味する。これによって治療者の幻想と無意識の世界をうまく航行できるようにするのである。(wikiより引用)
とくにDK WORKSでは、「カッコに入れる」という部分に着目します。
「カッコに入れる」って、なんだかコンピュータサイエンスを思わせます。
関数に対して、値を代入すると、解が導き出されます!
このdouble xという「カッコに入れる」=値を代入すると、値yが出力されます!
double jijo(double x) {
double y;
y = x*x;
printf("%f\n",y);
return y;
}
ヒーラーにとっては、こうしたプログラミングにおける値の出力というイメージは非常に役立つと思います!
世の中全てが関数に見え、アルゴリズムに見えて、常に計算が続いていることが分かります。
プレイヤーが変われば、ゴールが変われば、もちろん関数が変更され、出力される値もまた、変わります。
エポケーもそんな感じです。
エポケーという気の球に、あらゆることを入れて置いておくと、時間が経てばそのまま、様々な値が出力されます。
イメージとしては、置いておいた気の球が、熟成して、計算が終わったら出力される感じになります。
例えば、一番分かりやすいのが、今迷っていること、悩んでいることをエポケーの気の球に入れて、置いておきます。
すると、忘れた頃になったら、判断に必要な情報や状況が、感覚的に言えば、あちらからひとりでにやってくるイメージです。
やってくるというか、飛び込んできます。
我々はそうしたものを例えば、運命と呼んだり、直感と呼んだり、インスピレーションと呼んだりします。
宗教的に言えば、例えば神からの啓示であったりするのでしょう。
コグニティブサイエンス(認知科学)的に言えば単に「計算結果の出力」ということになるでしょう。
その計算結果は、思わぬもののことも少なくありません(上記に記述した通り)ですから、そこに開かれていることが、極めて重要です。
平たく言えば、直感を信じるとか、自分を信じるとか、そういう生き方というのは、この計算出力ありきということです。
頭で考えるというよりはむしろ、感覚や感触、匂い、手触りなどが優先されます。
共感覚ですね。
自分の直感ベースで選べば、あとは神のみぞ知るという感じです。
例えば、何か迷っていることに限らず、あらゆるものを一度エポケーするというのは、アイデアとしてはかなり面白いです!
身体の部位を召喚し、エポケーしてみたりするのもかなり面白いです!
肩甲骨や鎖骨、胸骨、頚椎、眼球など、ガンガンエポケーしてみても色んな面白いフィードバックが取れ始めます。
というかこれは真っ直ぐに、ランダム性を味方につける感覚が出てくるのです。
ランダム性といえば、ブラックスワンであり、反脆弱性ですね!タレブ先生ですね。
不確実性を生き抜くだけじゃない。乗り切るだけでもない。不確実を生き抜き、ローマ時代の積極的なストア哲学者たちのように、不確実性を自分のものにするべきなのだ。(中略)説明不能なものを手なずけ、支配し、さらには征服することだ。
「反脆弱性ーー不確実な世界を生き延びる唯一の考え方ーー」より引用
我々も、不確実性を恐れるのではなく、まるでストア哲学者たちのように、手なずけ、機能させましょう!!
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