対比描写
Change Talk, Change Life
"話し方を変えたければ生き方を変えろ"
喋りは「生き方」が９割
「話がちゃんと”伝わる人”と
話をちゃんと”聴ける人”を増やす」
「大事なのは、伝え方ではなく伝わり方」
伝え方や話し方だけにフォーカスした
自己満足、利己的思考は今すぐ捨てろ
大事なことは「どう伝えるか」ではなく
相手に「どう伝わったか」を考えること
27年間ラジオの現場で培った“DJ思考”を伝え
話し方、聴き方、生き方をイノベーション
一般社団法人日本フリートーク協会代表理事
Lifeskill Talk College 学長の出口貴章です
こんにちは！
僕のブログに来ていただき
本当にありがとうございます！
クワイエット・プレイス
言い知れぬ底なしの絶望感
これは僕かホラー映画に求めるもの
あくまで僕の個人的嗜好であるので
「こうでなきゃいけない」という
決して狭い視野での話ではありません
後味が悪くえげつない内容や終わり方
少し昔ではあるが『死霊のはらわた』
リメイク版ではない1980年代の映画
あまりにもえげつな過ぎて賛否両論です
でもホラーや映画はそうでなきゃです
先が読めたり既視感があると興醒めする
逆に設定や物語が斬新かつ奇抜だったり
そんな作品だと一気に面白さが増します
昨日仕事終わりで観に行った映画
『クワイエット・プレイス DAY 1』
正直えげつなさは物足りなかった
（あくまでターキー基準）
「恐怖感」もそんな煽られはしない
（これもあくまでターキー基準）
ホラー映画で怖さを演出する手法で
あまり好きではないのが「音」です
急にデカい音を出してビビらせる
この手法がどうもダメなんですよね
物語や描写で怖さを表現出来ないから
「お化け屋敷」のようにびっくりさせる
急に現れ、急に音が鳴りびっくりさせる
それに頼っていると分かると入り込めない
こういうお化け屋敷演出は辟易するのです
世間ではこれを「怖い」と認識している
この「急なデカい音」でびっくりすること
それが「怖い映画」となるのがイヤなのです
この『クワイエット・プレイス』もそう
そういう音でビビらされる場面が多かった
なのではじめは「これもお化け屋敷映画か」
なんとなく冷静に映画を「俯瞰」していた
ちなみに余談ですが…
『ザ・ウォッチャーズ』
話を戻し『クワイエット・プレイス』
この映画のシリーズが気に入っていた
言い知れぬ「絶望感」が半端ない物語
だからこそ余計に「残念感」が半端ない
単なるお化け屋敷ホラーに成り下がった
はじめはそんな印象だったのです
そう「はじめは」
でも徐々に面白くなってきたのです
特に「バケモノ」が出てこない場面
静と動でいえば「静」のシーンや描写
ここが非常に人間的で心を揺さぶられた
そしてそれに気付いて「なるほどな」と
この映画の面白さはこれなのかも理解
またまたターキー主観ではあるのですが
こういう対比描写が作品の妙味でしたね
となると…
相反する「静と動」の描き方
また「希望と絶望」の表現方法
底知れない絶望の世界が描かれるのに
登場人物の希望をバランスよく取り込む
「あぁ、だからこういう設定ね」
街が時間を追うごとに絶望に苛まれていく
その絶望の街で絶望に苛まれていた人が
やがて様々な出来事を介して希望を持つ
そして最後は「おぉ…そうきたか！」
まさかのエンディングに思わず拍手でした
この気持ちのいいほどの「裏切り」こそ
まさに僕が求めているホラー映画でした
それもまた僕の感情面での「対比描写」
「不満と満足」の両面を併せ持つ感情です
静と動
明と暗
躍動と混沌
そして
希望と絶望
それらの対比描写が秀逸な作品です
僕は個人的にもう一度観たい映画です
ホラー映画の一方でヒューマンドラマ
むしろヒューマンドラマの色が濃いです
ですのでいい意味で期待を裏切られる
気持ちよく劇場を後にすることが出来た
『クワイエット・プレイス DAY 1』
もしホラーが苦手でなければオススメです
今日も読んでくれてありがとう
ほいじゃまた明日！！
ちなみに今日はポイント鑑賞で
『ディア・ファミリー』を観ました
