本気の言葉遊び
Change Talk,
Change Listen and Life
"話し方を変えたければ
聴き方と生き方を変えろ"
喋りは「聴き方」と「生き方」が９割
「話がちゃんと”伝わる人”と
話をちゃんと”聴ける人”を増やす」
「22世紀に人見知りを社会からなくす」
トークスキルだけにフォーカスした
自己満足な解決法に疑問を投げかける
そもそも話し方に悩む人の原因は
“聴き手側にある”ことがほとんどです
27年間ラジオの現場で培った“DJ思考”を伝え
話し方、聴き方、生き方をイノベーション
一般社団法人日本フリートーク協会代表理事
Lifeskill Talk College 学長の出口貴章です
こんにちは！
僕のブログに来ていただき
本当にありがとうございます！
本気出して意味を考える
今日の朝は本気のコトバ遊び
朝のアドリブトーク研究会でした
週末ということでいつもより長め
１時間バージョンでの朝アドです
今日のオープニングトークは…
ネットで拾ったとあるSNSの投稿
おそらく「ネタ」だと思うんだけど
なかなかその内容が面白く興味深い
従来のことわざをパロディにするもの
こういうのです
なかなかシュールなことわざです
テストの答案用紙のようですが
採点校正などがしてありませんから
本当の試験で書かれたものでなく
SNS投稿での「ウケ狙い」でしょうか
まぁそれはそれでさておき
この内容を「本気出して考える」
それぞれ「無意味」にも思えることわざ
それにわざわざ「意味」をつけていきます
題して…
『わざわざことわざ』
たとえば…
⑦仏の顔も大したことねーな
今日のメンバーによると
これは「キリスト」の言葉
相手を過剰に意識するあまり
欠点ばかりに目が行ってしまう
その時点でもう「どっこいどっこい」
こんな視野では「どんぐりの背比べ」
そこを「戒める」ためのことわざだとか
深い…
一見ウケ狙いでしかないことわざを
本気出して意味を考えていくワーク
もちろん「自分だったら」どう書くか
「妄想創作ことわざ」もやりましたよ
たとえば…
⑧石橋をとりあえず集めてみる
「石橋」という姓の人を集めてみる
すると思ったより多いかもしれない
「モノは実際やらないと分からない」
「とりあえず」でもとにかくやること
口先だけでなく行動に移せということわざ
なるほど…
石橋を「苗字」として捉えたか
我々のアドリブトーク研究会は
こういう「意外性」を突き詰める
「そうきたか！」を心底楽しみます
続いて今日はこういう日です
映画『ターミーネーター』の第１作
1985年5月25日に劇場公開された日
それにちなんで記念日に制定された
続編がめちゃくちゃヒットしましたね
そこで最初は軽くコチラから
《一致させよ》となっていますが
急遽《一致させるなよ》にしました
”スロット”マシーン
”ラブ”マシーン
”ケッタ”マシーン
メンバーから疑問が噴出
「ケッタマシーン？？」
実はこれ僕が出した答えなのですが
名古屋弁で「原付バイク」をこう言います
大学の友人が「ケッタマシーン」と言ってた
おそらく「俗語」だとは思うのですが(笑)
その第１作に続く『パート２』が大ヒット
サブタイトルは『ジャッジメント・デイ』
いわゆる「世界の終わり」を意味する日
さらなる示唆が濃く深くなっていましたね
そこでこんなお題をぶつけました
『あなたにとって◆◆の日』
『◆◆』にはランダムワードが入る
そこでそれにちなんだ「体験談」を披露
どんな言葉なのかは直前まで分からない
喋る直前に決まり瞬時にネタを考えます
今日実際に出たランダムワード
『お菓子』
つまり自分にとって「お菓子の日」
それは一体どんな日なのかを伝える
今朝実際にメンバーが話したことが…
毎月中旬になると『お菓子』が届く
「お菓子のサブスク」に登録していて
「オススメのお菓子」が届くのだそう
そのお菓子が「届く日」が『お菓子の日』
お見事！
シリーズ『ターミーネーター』は最後です
こんなお題で有終の美を飾ろうじゃないか
『●ーミーネーター』ってなに？
『●』にランダムで「カタカナ一文字」
そのカタカナ一文字を入れて出来た言葉
その「●ーミーネーター」がなんぞや？
これも妄想をそれっぽくスピーチします
たとえば…
「ノーミネーター」
これは単なる「お酒好き」の人のこと
あるいは週末の「酔っ払い」を意味する
「飲み」を「ノーミ」と文字っている
でも実際誰かが言ってそうな言葉ですね
上手い！
そして最後のお題は…
今日この方の誕生日です
山田スミ子さん
生憎もう亡くなっておられますが
元は吉本興業の女流喜劇役者です
日曜日昼の『あっちこっち丁稚』
これは家族でよく見ていましたよ
今の「吉本新喜劇」になる前の一座
当時では「初の女性座長」にもなられ
1970年代前半のお笑い界を牽引された
当時のことを知る人はもう少ないですね
『あっちこっち丁稚』のお芝居の中で
「アカン言うてんのが
分からへんのか～！」
いわゆるブチ切れるセリフを言ったあと
舞台は混沌となりふんどし姿の木村明さんが
平泳ぎのパフォーマンスで出てくるという流れ
これが元祖「キレ芸」と言われるものです
今もその芸を継承しているのが
「未知やすえ」さんですね
ブチ切れた後の「こわかったぁ❤」
これがお決まりの芸となっています
そこで…
完全な「無茶ぶり企画」です
吉本新喜劇でもたまにあります
茂造の「アドリブまつり」同様
こんなお題をふっかけました！
『「●●芸」実際にやって』
恥もプライドもかなぐり捨てて
「●●」に入るランダムワードを見て
即興で芸にしてパフォーマンスする
「朝から何をやらすねん！」という企画
実際に今朝出てきたワードは「源氏物語」
なかなかタイムリーではありませんか！
奇しくも演じるのは女性メンバーでした
なのでどんな芸なのかをやってもらった
いやぁ…
いつも抱腹絶倒の朝なのですが
今日はさらに腹筋がよじれるほど
明日は筋肉痛になるかもしれない
それほどZOOMで大笑いしました
やり切ったメンバーに拍手！
そして心からの大きな感謝！
これが何に繋がるのか？
このようにとにかく「やる！」ことです
それこそ「石橋をとりあえず集めてみる」
さっき創ったばかりのことわざそのまま
口先だけではなく身体を使いパフォーマンス
朝だからこそテンションを上げて楽しむ
ZOOMのカメラの前でアホな芸を披露する
いい大人が朝から本気でアホを演じます
これもまた自己解放や自己開示になります
自分だけではなくメンバー全員で行う
だから恥ずかしいのは「お互いさま」
だからこそはっちゃけられるのです
安心安全の場だからこそ出来るのです
どうパフォーマンスするのか
それと同時に
そのパフォーマンスをどう引き出すのか
個人的なことだけでなくチームとして
「場を作る」とはどういうことなのかを
こうして実践することで体感してもらう
これがチームビルディングに繋がります
自分さえパフォーマンス出来ればいい
ではなく「人がしやすい雰囲気」を作る
これはパフォーマンスする人だけでなく
そこにいるメンバー全員の責務なのです
つまり「パフォーマンスが出来ない」
それは個人の問題なのかもしれない
でも周りの人が「どうすれば出来るか」
人のパフォーマンスを引き出すことを考える
仕事においては会社や部署
あるいはプロジェクトのチーム
その他プライベートでも同じこと
組織のひとりとして必要な考え方です
「相乗効果」
僕が仕事の現場で大切にしていること
メンバーが本気を出し合うからこそ
メンバーの本気がさらに高まっていく
すると仕事のクオリティも必ず上がります
僕が目指しているのはそこです
単なる利己的なスキルアップではなく
利他をベースにしたチームのビルドアップ
本気で言葉遊びをする理由はこのためです
あなたのグループやチーム
もちろん会社や部署において
アド研によるチームビルディング
取り入れてみてはいかがでしょうか
お声をかけていただければ
僕が体験講座やファシリに出向きます
果てはファシリテーターの養成も可能
職場の人間関係向上に貢献させてください
今日はここまで
読んでくれてありがとう
ほいじゃまた明日！！
引き続きよい週末を！
