【のび太マインド】誰かに必要とされるのではなく、誰かを必要とする人になって欲しい | 【出口貴章(ターキー)のブログ】喋りで大切にしてほしいいくつかのこと

【出口貴章(ターキー)のブログ】喋りで大切にしてほしいいくつかのこと

CHANGE TALK,CHANGE LIFE
「話し方を変えたければ生き方を変えろ」
一般社団法人日本フリートーク協会代表理事
現役ラジオDJ
もっと自由に、もっと自分らしく、もっと自信を持って
小手先の技術(やり方)ではなくあり方にこだわって欲しい

のび太マインド


Change Talk, 

Change Listen and Life. 


"話し方を変えたければ 

 聴き方と生き方を変えろ" 


「話がちゃんと”伝わる人”と 

    話をちゃんと”聴ける人”を増やす」 

「22世紀に人見知りを社会からなくす」 


トークスキルだけにフォーカスした 

自己満足な解決法に疑問を投げかける 

そもそも話し方に悩む人の大半は  

“聴き手に原因がある”ことがほとんどです 


約3000人の悩みに寄り添い気付いたこと 

「話し方」だけを改善しても意味が無い 

本当に考えるべきは「聴き方」と「生き方」 


27年間ラジオ現場で培った“DJ思考”により 

話し方、聴き方、生き方をフルイノベーション 

一般社団法人日本フリートーク協会代表理事 

Lifeskill Talk College 学長の出口貴章です 


 こんにちは! 

僕のブログに来ていただき 

本当にありがとうございます!



のび太を目指す


「のび太マインド」


僕はそう呼んでいます


今日は京都市内のある大学にて

ゲスト講師として呼ばれました

介護業界を目指す大学生を前に

特別授業の講師を務めてきました


僕が仕事で培ったことをベースに

介護の仕事でも通用するように

社会に出る前の若者たちへ「お願い」

そう言う方が相応しいかもしれません


そして最後にお伝えしたことは

ここでも少し話したことがある

のび太を目指す「のび太マインド」

学生たちは少し驚きの表情をします


のび太といえば頼りない存在

勉強もそんなに得意ではないし

運動もお世辞にも得意とは言えない

ジャイアンたちからもいじられる存在


挙げ句困ったことがあれはすぐ

「ドラえも~ん!」と頼ってくる

もちろんいい所も持ってはいますが

出来の悪い男の子というイメージです


そう


だからこそ


「出来の悪い人間」でいいのです


なんでもかんでも出来でしまう

それでは人が寄って来なくなる

大事にして欲しいのは仲間です

応援してくれる仲間を持って欲しい


そういう意味では

のび太はすぐにドラえもんを頼る

「出来ないことは人に頼る」

実際社会の仕事もそうですよね?


むしろなんでもかんでもひとりでする

そんなスーパーマンはほぼいませんし

それでは「チーム」や「組織」として

まったく機能しなくなので本末転倒です


だから「のび太マインド」を持つこと

弱点は克服などしなくてもいいのです

むしろ出来ないと赤裸々に白状して

人に依頼する方がチームとして機能する


けれど


そういう出来ないことがあるから

勉強も運動も苦手だったからこそ

時には劣等感を持ったことでしょう

自分を情けなくも思ったことでしょう


これです


誰よりも人の「痛み」を知っている

成功ばかりの人はそんな痛みはない

順風満帆の人は人の痛みが分からない

悪いけど僕はそんな人にはなりたくない


今日講義をしてきたのは大学二年生

高校時代をコロナ禍のなかで過ごした

行事という行事がすべて中止になり

当たり前が当たり前で無くなった世代


「どうして…」

「なんでこんな時に…」


理不尽な思いをたくさんした

怒りをどこにぶつければいいか

ぶつけたところで解決もしない

そんな日々を過ごした若者たちです


大人になった静香ちゃん

のび太との結婚式を控えた前日の夜

静香ちゃんのお父さんが静香ちゃんに言った


「あの青年は人のしあわせを願い

   ひとの不幸を悲しむことが出来る人だ」


お父さんも人として太鼓判を押します

それは誰よりも痛みを知る男だったから

今日授業をした学生の皆さんはこの先

介護の仕事で多くの患者さんと出会う


誰よりも人の助けを必要とする人

まさに今「痛みの渦中」にいる人

だからみんなの存在が必要なのです

痛みを分かち合える人が必要なのです


そういう意味では「必要とされる人」

でも僕は今日皆さんにお願いしました


「誰かを必要とする人になって欲しい」


それは人を頼るから感謝が芽生え

頼る人の自己承認を確立してくれる

それこそが人を幸せにすることです

存在を認め意義を与えてあげられる人


「誰かに必要とされるのではなく

   誰かを必要とする人になって欲しい」


学生の皆さんが体験したコロナ禍

人間ではどうしても太刀打ち出来ない

コロナウィルスにやられ放題でした

つまり「問題解決」が不可能でした


だからこそ必要なのは「問題解釈」

今おかれている状況をどう捉えて

それを踏まえどう行動するかを考える

解決策ではなく解釈を考えることです


問題解決力ではなく

問題解釈力を身につける


これからの時代

この意識とスキルが必要です

そんなお話で特別講義を終えました

今日のお話がお役に立てれば幸いです


引き続き応援していますからね!

今日は本当にありがとうございました!


今日も読んでくれてありがとう

ほいじゃまた明日!!