【崩壊ケーキ騒動】あなたはふたつの「一生忘れられないクリスマスになったわ!」のどっち? | 【出口貴章(ターキー)のブログ】喋りで大切にしてほしいいくつかのこと

【出口貴章(ターキー)のブログ】喋りで大切にしてほしいいくつかのこと

CHANGE TALK,CHANGE LIFE
「話し方を変えたければ生き方を変えろ」
一般社団法人日本フリートーク協会代表理事
現役ラジオDJ
もっと自由に、もっと自分らしく、もっと自信を持って
小手先の技術(やり方)ではなくあり方にこだわって欲しい

崩壊ケーキ 


Change Talk, 

Change Listen and Life.

"話し方を変えたければ

 聴き方と生き方を変えろ"


「話がちゃんと”伝わる人”と

   話をちゃんと”聴ける人”を増やす」


そして


「22世紀に人見知りを社会からなくす」


トークスキルだけにフォーカスした

自己満足的な解決法に疑問を投げかける

そもそも話し方に悩む人の大半は

“聴き手に原因がある”ことがほとんどです


約3000人の悩みに寄り添い気付いたこと


「話し方」だけを改善しても意味が無い

本当に改めたいのは「聴き方」と「生き方」


「聴き方」と「生き方」を変えれば

「話し方」は自ずと変わっていくもの


27年間現場で培った“DJ的逆張り思考”により

話し方、聴き方、生き方をフルイノベーション

一般社団法人日本フリートーク協会代表理事

Lifeskill Talk College 学長の出口貴章です


こんにちは!

今日は僕のブログに来ていただき

本当にありがとうございます!



 これぞ逆張り思考だ


クレームは1200件を超えたようです

もちろんそれは消費者の正当な権利だし

「崩れてたよ」と一報を入れることは

高島屋さんの今後にも必要なことです


まるでクリスマスの悲劇のように

毎日報道される高島屋のケーキ崩壊

箱を開けた途端ケーキが崩れていたら

それはやっぱりショックだと思います


ところがそんな中で…


発想の転換というか

これぞ『逆張り』という

そんなSNSの投稿が話題です

「一生の思い出」になったお話


馬場ふゆかさんの『X』はコチラ▶▶▶


解凍後崩れたケーキをそのまま

3歳のお子さんがデコレーション

世界にひとつだけのクリスマスケーキ

その飾り付けがなんとも素敵なのです


こういう発想も大切だなと

この騒動に一石を投じました

瞬く間に話題となりまして

テレビにも取り上げられました


一生忘れられない思い出


あるアメリカの高層オフィスビル

利用客があまりにも多すぎることで

エレベーターの待ち時間がかなり長く

利用客の苛立ちからクレームが殺到した


すぐさま対策会議が開かれて

エレベーターの台数を増やすとか

出勤時間をズラすなどの議論が交わされた

でもどれもコストがかかるなどの問題がある


ところが結局

問題解決となった決定案は


『エレベーターフロアに鏡を設置する』


これでした


待ち時間に鏡で自分の姿を確認し

身だしなみを整える時間にする

これでクレームは無くなったという

アメリカで本当にあったお話しです


問題はエレベーターの機能ではなく

利用する人間の心理だったのです


今回のクリスマスケーキの騒動

崩れたケーキはどうしようもない

クレームを入れても現状は変わらない

お店で交換することも出来ません


ならば


それに対する我々の「気持ち」を変える

「どうせ無理なら」という発想に切り替え

子どもとぐちゃぐちゃケーキにしてしまう

オリジナルデコレーションにしてしまう


もちろん本来のケーキの楽しみ方ではない

でもそれを逆手にとって「どう楽しむか」

今回の馬場さんのご友人ご家族がされた

「逆転の発想」は本当に素晴らしいです


こんなことは日常生活でもよくあります

電車の運転見合わせで駅員さんに文句を言う人

交通渋滞でイライラして横柄な運転をする人

その時になると冷静な判断が出来なくなります


これ論理思考だと答えが二極化しがちです

正解不正解という対立したもので片付けがち

それを超越して「今どうするか」を考える

本当に必要なのはこの思考だと思います


今僕のなかでブームになってる言葉


『逆張り』


人とは違うことをする

人とは違う考え方を持つ


みんながクレームを入れているのなら

自分は入れずに「何をすべきか」考える

解決すべき本質的な問題が何かを考える

そうなると『逆張り思考』もかなり効果的


言っても仕方ないことは言わない

言って解決しないことは言わない


以下のふたつでどっちがいいか?


殺伐とした気持ちで

高島屋に電話を入れ

ケーキを崩してもいない

担当者に罵詈雑言を言いまくり


「2023年はホンマ

   一生忘れられないクリスマスやったわ!」


そう言いながら過ごすか


はたまた「崩れたもんは仕方ない」と

どうせ崩れているのならと切り替えて

子どもたちとパティシエなりきり大会

普段出来ない体験をして家族で大笑いする


「2023年はホンマ

   一生忘れられないクリスマスやったわ!」


どちらも同じ言葉です


解決すべきは「崩れたケーキなのか?」

それとも「我々人間の気持ちなのか?」


木を見て森を見ずとはこのことです

是非心に留めておいてください


今日も読んでくれてありがとう

ほいじゃまた明日!!