ベスト盤を発売、全世界ツアー、乳癌克服と、波乱に満ち溢れたキャリアを経て、ついにKylieが帰って来た。と思ったら、まさかのロックチューンをドロップ。これには驚かされました。ミディアムテンポのリズムに乗って、心地よいビートを感じるように、Kylieがのびのび歌っています。
また、意欲的に様々なサウンドを取り入れようとしている姿勢がいいね。
M-2「2 Hearts Alan Braxe Remix」
オリジナルはロックなアプローチだったけれども、リミックスはグルーヴィーな打ち込みで、どっぷりどっぷりと、妖しさもたっぷり。抑揚はあるけれども、Kylieのヴォーカルがあまり入ってこないのが残念だな。
M-3「King Or Queen」
カッティングギターがおしゃれに響き渡るミディアムテンポのナンバー。程よい8bitピコピコサウンドを取り入れては、最新ミュージクへと昇華。キャッチーでポップなテイストはあるけれども、う~ん、B面止まりですな。もうちょい勢いが欲しかった。