布袋寅泰 「GUITARHYTHM IV」 | DJ tamaのCDラック ~6000枚の中からchoice!

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溜まりに溜まった約6000枚ものCDを中心に、1枚1枚紹介していこうと思います。ひとまずは、がんばって1日に1枚のペースで書けたらいいなぁ。

 

 

 

布袋寅泰の「 GUITARHYTHM」シリーズ4作目。これまでのビートロックとギターの融合が、ここで実を結ぶ。



今作は、なんとイギリス・ロンドンでレコーディングされた渾身の一作。しかも、全曲作詞も布袋寅泰自身が手がけています。ただ、これまでのGUITARHYTHMシリーズとは一線を画すような作品にも思えるかな。



オーケストレーションを大胆に導入した冒頭のインストナンバーに驚かされ、そのほか人間らしさみたいなものが味わえる作品を揃えている。先行シングル「さらば青春の光」「SURRENDER」もアルバムではパワーアップした姿を聴かせてくれる。またこのアルバムリリース後に「薔薇と雨」がシングルカットされるなど、人間味溢れた楽曲を感じさせる。



もちろん、ドカドカとビートを放って、勢いを出している曲もあるけれども、やはり布袋寅泰自身の変化を感じさせるような作品かな。




アルバムジャケットは、あのDavid Bowieの名盤「ZIGGY STARDUST」のオマージュですね。そしてジャケットに映っている2人の布袋寅泰。並ぶ姿が「IV」になっているところにも注目。