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Overexposed
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ヒット街道を行くMAROON5。前作「Hands All Over」から約2年ふりとなる、4枚目のオリジナルアルバム。
前作では、名プロデューサーのMutt Langeとタッグを組んだMAROON5だったけれども
今作では様々なプロデューサー陣とタッグを組んで、より多彩な面を見せてくれます。
先行シングルになった「PAYPHONE」はじめ、ロックというよりかはポップな面を強めて、とことん愛を絡めて、Adamが歌うものになっています。初期のガンツと聴かせるロックやファンクを聴かせてくれると思いきや、打ち込み多用で、正直、バンドらしさは抑えめです。これもMAROON5の選んだ道ということですかね。
やっぱり、物足りなさはあるけれども、ポップチューンはどれも引き込む力があって、楽しませてくれます。そういうところはMAROON5。Adamのヴォーカルも魅了してくる。いろんなプロデューサーたちとタッグを組んだからこそ、こういう打ち込みサウンドにも挑戦できるんだろうね。
新しさをうまく絡めて進化するMAROON5ですかね。アートなジャケットの衝撃も。
前作に引き続き、今作も日本盤は9曲ものボーナストラック。ヴォリュームたっぷりで聴かせてくれます。その中でも、シングルでリリースされた「MOVES LIKE JAGGER」の極上キャッチーさは本当にノックアウトされます。この曲で、幾分にもレベルを上げたMAROON5ですね。