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Polaris、実に8年以上ぶりとなるフルオリジアルバムが完成。大谷友介のベルリン移住、SPENCERとしての活動、そしてシングル「光る音」とミニアルバム「色彩」というステップを踏んで、ようやくたどり着いた今作。その、ここまでの活動をギュッと凝縮したような音に、Polarisが帰ってきたことが喜ばしく思えるサウンドですね。
柏原のどっぷりとしたベースの音に安心感を覚え、ダブポップならではのトランス状態へと誘ってきます。ただ、大谷友介のヴォーカルは、どこかしらか細くて切なさを感じさせる。ここまで来るのに、相当大変だったんだろうな。
それでも、あらきゆうこはじめミトや原田郁子など、様々なミュージシャンと作り上げた今作は、間違いなくPolarisの集大成と言わんばかりの濃密な作品となっています。
これを機に、もっとリリース活動やライブ活動を見せて欲しいね。