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坂本龍一、commmonsに移籍後、初となるオリジナルアルバムは、前作「CHASM」から5年ぶり。今作は、まさしく「ノイズ」を主体とした「音」の作品。「音」から「音楽」への移行過程を味わえるようなアルバムかな。
でも、オープニングナンバーの「hibari」は、まさしく坂本龍一なピアノ作品なんだよね。
そして、全体的には静かな曲が多い。アンビエントやエレクトロニカの路線を漂い、聞く者を心地よくさせるのか、退屈させるのか、際どい展開で聞かせる。
環境音楽のような面も見せる。実際、北極まで出向いて音を録る作業も行っていて、音へのあくなき探究心をここで堪能できる。しかし、坂本龍一の行く道はわからないね。ピアノメロディをゆったりじっくりと聞かせてくれると思いきや、環境ヒーリング、ノイズ、アンビエント等、ジャンルにとらわれない音を提供してくれる。
今作は2形態での発売。特装版は、とにかく豪華。坂本龍一への一問一答や、ライナーノーツ、参加ミュージシャンの紹介などを掲載したフォトブック付き。カーボンオフセットなので、こちらも環境を考えての作品でもあります。
環境に配した簡易包装盤は、とにかく無駄を省いて、パッケージレス。環境を考える坂本龍一ならではのアイデアだね。
out of noise/坂本龍一
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