8cmシングルを12cm化して再発したシングル。
浜崎あゆみにとって、記念すべきデビュー曲。サウンドはいかにもなavex流ダンスポップに仕上がっていますね。キーボードも煌びやかに響き渡っています。歌詞の内容はさておき、歌詞とサウンドがしっかりとあっているという点では、よく作られた曲だと思う。マイナー調ながらに放たれたキャッチーなメロディーは、なんか癖になります。
タイアップが付いていたけれども、あまり知られていなかったね。売り上げもそこそこだったし。必ずしも出だし順調とはいえなかったデビューでした。結構いい曲だと思うんだけれどね、曲は。
M-2「FRIEND」
ミディアムテンポのバラードナンバー。柔らかなイメージを持つ楽曲に、友人への思いを綴った歌詞がうまく組み合わさっている。どこかしら素の浜崎あゆみの部分が出ているような感じがしますね。なぜでしょうか。作家人の丁寧な作りも、いい味が出ていますね。
M-3「poker face“KM MARBLE LIFE REMIXM”」
キーボードで繊細な音色が響き渡ったあとは、次第に何かが攻めてくる。頭サビでキックが加わり、パンチの効いたハウスナンバーに早変わり。若干、テンポが落ちていますが、リミックスの醍醐味としてはきちんと伝わってきます。低音ビートがメインだね。胸に来ます。最後は再びキーボードでしっとりと。
M-4「poker face“NAO'S ATTITUDE MIX”」
いかにもBAD ATTITUDEがリミックスを施したような印象ですね。トランスよりのビッグビートで、トラックを脅かしています。かなりアグレッシヴだなぁ。ほぼメロディーを無視して、突っ走るトラックに降参です。強すぎるぞ。ま、これがリミックスの面白いところなんだよね。
M-5「poker face“D-Z Spiral Delusion Mix”」
イントロからして派手派手。さすがはD-Z。ハードハウスをベースとしたリミックスで、見事な衣替えとなったりミックス。一応4つ打ちキックをメインとにして、そのバックを派手なサウンドで飾っています。やっぱりD-Zはこうでなくちゃね。サビ直前の螺旋ループ状のSEがたまりませんなぁ。まさにスパイラル。
M-6「poker face“ORIENTA-RHYTHM CLUB MIX”」
おっと、イントロ過ぎたらジャングルですか?いや、もはやサンバか?と思わせるようなオリエンタリズムによるリミックス。かなり濃い仕上がりになっています。次第に聞いていて、音が整ってゆく感じがするね。エスニックな雰囲気もあって、やっぱりインパクトがありありです。もっさりビートで楽しませてくれるね。
M-7「poker face (Instrumental)」
M-8「FRIEND (Instrumental)」