小沢健二 「犬は吠えるがキャラバンは進む」 | DJ tamaのCDラック ~6000枚の中からchoice!

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溜まりに溜まった約6000枚ものCDを中心に、1枚1枚紹介していこうと思います。ひとまずは、がんばって1日に1枚のペースで書けたらいいなぁ。

犬は吠えるがキャラバンは進む


小沢健二
犬は吠えるがキャラバンは進む


小沢健二の記念すべきソロデビューアルバム。タイトルがまたいいじゃないですか。本人曰く、アラビアのことわざなんだけれども、意味はわからないんだって。文学的というかね。

やっぱりフリッパーズ時代の音とはちょっと違う路線を行ってますね。軽快なアコースティックサウンドだったフリッパーズに比べて、小沢健二のこの作品では、よりコアというか奥に入ったアコースティックサウンドで、小沢健二の音を表現している。

特に大作「天使たちのシーン」には、何か胸を打たれるような思いになります。さすがは13分。

これが全ての始まりというわけではないんだけれども、次作の「LIFE」にたどり着くという事が、このアルバムからはまったく感じ取れませんね。