Gに衝撃的規制?ジーパン騒動勃発
Gに衝撃的規制?ジーパン騒動勃発
デイリースポーツ
巨人にジーパン騒動がぼっ発した。18日、川崎市のジャイアンツ球場で自主トレ中の若手選手たちが、17日のスタッフ会議で清武英利球団代表(56)が打ち出した私服を規制する方針に戸惑いを見せた。特に穴のあいたジーパンの着用禁止に選手は過敏に反応。球団幹部や首脳陣が思う以上に“穴あき禁止”は衝撃的な規制のようだ。
練習の間に新聞を読んでいた林がつぶやいた。「どうしよう、ジーパンは穴のあいたのしか持ってない」。おしゃれに人一倍気を使う左腕にとって、それは思いもよらない事態。「(穴を)縫っちゃうしかないか」。考えられない規制に自虐的になるしかなかった。
この日、穴のあいたジーパンで練習に来た斉藤はさすがにバツが悪そうだった。有名ブランド製の5万円相当の穴あきジーパンを眺めながら「禁止は知らなかった。キャンプには穴があいてないのを持っていく」と苦笑いだ。紳士の球団を目指し、「まずはドレスコードから」(清武代表)と打ち出した服装規制だが、球団と若手選手のファッション感覚のズレが浮き彫りになったようだ。
デイリースポーツ
http://www.daily.co.jp/baseball/2007/01/19/0000219093.shtml
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春 始動(1) -スタートはまだら模様 メリハリない季節感 響く-
春 始動(1) -スタートはまだら模様 メリハリない季節感 響く-
2007年2月13日 (火曜日)
希薄な季節感を背景に、売れ筋にはあいまいさが目立つ。昨年は厳冬で防寒アイテムがよく売れた。季節にメリハリがあり、春へのスイッチも円滑だった。例えばニット。昨年はウールからコットンへ明確に切り替わったが、今年はウールとコットンが混在する状況で推移する。
ジーンズカジュアル分野では、綿のチノクロスパンツに動きが出ている。またカツラギタイプのカラーパンツも復活ムードが漂ってきた。中堅ジーンズカジュアルアパレルのドミンゴでは、バナナのような曲線ラインが特徴のチノパンの販売を強化。それがセレクト系ショップで「人気を集めている」という。
その一方、デニムジーンズの動きは鈍い。ただ「バギーシルエットに関心を示すバイヤーが目立つ」。ドミンゴ製品はワンウオッシュの11オンスクラスのライトデニムを使用。適度なしわ加工も施し、今春のイチ押しとして最も期待するアイテムだ。
リーバイス、相次ぐ訴訟 米アパレル業界の知財問題に一石
リーバイス、相次ぐ訴訟 米アパレル業界の知財問題に一石
FujiSankei Business i. 2007/2/10
■デザイン盗用、販売挽回狙う
ジーンズ最大手の米リーバイ・ストラウスが、ポケットの刺繍(ししゅう)デザインを盗用されたとして、ライバルメーカーを次々と提訴し、米アパレル業界の知的財産権問題に一石を投じた。
米紙ニューヨーク・タイムズによると、問題のデザインは、ジーンズの尻ポケットに施された日本でもおなじみのカモメの翼型刺繍。133年前に誕生した。
報道によるとリーバイはライバルメーカーがこのデザインをまね、同社の知的財産権を侵害したと主張。提訴件数は2001年からの5年間で約100件に達し、アパレル業界で最大級であるだけでなく、最大自動車大手ゼネラル・モーターズ(GM)や娯楽大手ウォルトディズニー、スポーツ用品大手ナイキなどの提訴数を上回っているという。米国以外の主要国にも専門要員を配置し、デザイン盗用をチェックする徹底ぶりだ。
リーバイに、デザインを盗用していると指摘されたメーカーの一社、ボンダッチは、同社のデザインはリーバイをまねたものではないと主張してきたが、最終的に指摘を受けたジーンズを店頭から撤去。数百本の在庫も破棄したという。
同紙によると、ボンダッチのスレンソン最高経営責任者(CEO)は「問題となったジーンズは大成功を収めていたわけではない。争っても意味はない」と説明した。
リーバイは「知的財産権を主張するのは、賠償金が目的ではなく、コピー商品を店頭から排除するのが目的」と強調している。
リーバイは、ここ数年のデザイナーズジーンズブームに押され、リーバイの売り上げは1996年に比べ4割以上落ち込み、従業員の半分近くに当たる7600人を解雇している。大規模な訴訟は、老舗メーカーとしての強みを生かした強力な巻き返し策というわけだ。
ライバルメーカーが似たデザインの製品を撤収し始めると、訴訟の多くは決着したが、同紙はリーバイの訴訟戦略が、アパレル製品のデザインが容易に知的財産権の訴訟に結びつくことを警告する形になったと指摘。業界が知的財産権の重要性に目を向けるきっかけとなりそうだ。