生まれてきてくれて、ありがとう。 | ジタバタEveryday!

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くだらない日々をゆるゆると。

7月8日午前5時11分。

元気な元気な、そしてとても大きな男の子が生まれました(´∀`*)

予定日は5日。
3日遅れの出産です。



6月末からもしかしたらもう来るか、まだ来ないか、
予定日までに来るのか予定日超えて来るのか、
モヤモヤモヤモヤしながら検診に通ってました。

39週の検診の時には早く陣痛が来るように、と通称内診グリグリ(激痛)をされ、
それでも兆候がなく(お腹の張りとかおしるしとか)そのまま40週突入。
この時も内診グリグリされ、まだまだやったなぁ、まだ生まれないのかなぁ、、と謎のプレッシャーのようなものに押しつぶされそうになり
お会計を待っている間涙が止まらなかった。

何故にこんなにも悲しくて悔しいのかは自分でもよく分からないし
今までのほほんと過ごしてきたマタニティライフ。
終盤にきてまさかのマタニティブルーかも…と思いつつ帰宅。
夕方にはすっかり機嫌もよくなり、普通に過ごしました。

6日の夜旦那さんが私の実家に来て泊まり、7日の昼頃一定間隔でお腹の張りがやってきて。
痛くはないけど一応、ということで病院に電話。
「とりあえず入院の用意をして病院に一旦来てください」とのことだったので病院に向かい、診察。
だがしかしここではまだ出産傾向が見られないから、とのことで一旦帰宅。

なーんだー、と思いじゃあ出掛けられる場所までとりあえず出掛けておこう。
あとはいつになるか分からないし、と思って用事を済ませたりしてました。

私の携帯の名前を旧姓から今の姓に変更すべく携帯ショップへ。
ついでに旦那さんの携帯キャリアを別のところから私と同じところへ→口座をひとつにまとめ…とかやってたら下腹から腰にかけての痛み。
間隔は一定じゃないけどなんか怪しい痛み…

まだそんなにもがくほどの痛みではなかったため、旦那さんは車検に出してた車を取りに行き、
その間私は旦那さんの実家で待機。
痛みがひいた間にこれまた呑気に桃とかをいただき、旦那さんが帰ってきて私の実家へ。

…とかやってたら。
痛みで話すこともままならない状況に。

実家についた時には私はヘロヘロ。
お風呂入れば?とこれまた呑気な母親に言われるも、ズボンの股の部分が濡れていたのでもし破水していたら入れない…と伝えて少しおかずを食べてぐったり。
これはもうだめだ、と自己判断して病院に再び電話→もう一度来てください、とのことなので旦那さんに病院まで連れて行ってもらいました。

受付から車椅子に乗り病棟へ。
そしてそのまま診察室へ。
昼に診てもらったのと同じ先生がきてすぐさま「あ、入院でーす。」笑

短時間でこんなことになるもんなんですか…と看護師さんに聞きながら陣痛室なるところに連れて行かれました。

そこからお腹に赤ちゃんの心音を聞く機械とお腹の張りを見る機械を取り付けたのが20時過ぎ。
段々と痛みが増すお腹。というか腰。
どれだけ痛くて唸っても叫んでも誰も代わっちゃくれないし代われないし。笑

息も絶え絶えになっていたらそれではダメだと助産師さん(もしくは看護師さん)から指摘。
鼻から息を大きく吸って口で吐く。ゆっくりと。

…正直、この状況でんなもんできるかー!と叫びたかった…笑
でもやらねばならぬ。そうしないとダメだ。
そんな使命感にかられ、一生懸命言われたとおりの呼吸法を試しました。

その呼吸法にしたからと言って痛みが楽になるわけではなく。その間にもどんどん痛くなる腰。というか尻。
何故尻が??と思ったけど、これは少しずつ赤ちゃんが下がってきている証なんだそう。
とりあえずお尻の穴(笑)に力を入れるような感じにして、呼吸をしてみたら少しは楽になったような気がしたのでそれで頑張ってみました。

しかし時間が経てば経つほど痛くなる。
例えるならば骨盤が真っ二つに裂けていってるイメージ。
なんとかならんか、と片方の手でお尻を右上から押さえたりして。

そうこうしてるうちに先生登場。

先生と旦那さんが話している内容を聞くと、どうもおチビさんの心音が少し弱まってるらしい。
このままなかなか子宮口が開かなければ帝王切開に切り替えるかもしれないとのこと。

それならばもういっそのこと帝王切開で…!と心の中で思いました。私。
だってこの痛いのどれだけ続くのーって思ってたし。
だけどこの痛みが永遠続くわけではないんだから…と冷静なところもありつつ。

痛みで息がうまくできなくなっている私の側に多数の看護師さんと助産師さん。
更に先生。
一体何人いたんだろう…全然周りが見えてないから分からないけど、5人は確実にいた気がします。

点滴準備したり酸素ボンベ装着したり。

どうなるんだ…どうなるんだ…と思っていたらあれよあれよと子宮口全開。
これなら自然分娩いけるかも!と分娩室へ向かいました。(ベッドのまま)

そこからが多分早かった。

本当にギリギリまで帝王切開が…とかいう話しを先生が旦那さんにしていて。
もう1人の先生は赤ちゃんを取り出そうとしていて。
私は私で波がきたら大きく鼻から息を1回吸って吐いて、その後大きく吸っていきむ!っていうのを繰り返し。
何回いきんだか覚えてないけど、気付いたらにゅるん、と出てきました。おチビさんが。
分娩室入って1時間後の出来事。

暫く産声が聞こえなくてハラハラしたけど、先生がおチビさんの背中とか一生懸命叩いたりしてたら元気な声が聞こえて一安心。
それが本当に嬉しかった。

すぐに待機してた小児科の先生が色々診てくれて。
大きな問題はない、とのことで身長やら体重やら計ったり身体洗ったりなんたり。
その様子を胎盤かきだされながらずっと見ようとしてた気がします、私。

すぐ横にいて立ち合った旦那さんは何かを言った気がしたけど。
そのときの私にそんなの聞こえるわけもなく。笑
ただ、満場一致で「わーお父さんそっくりー!」って言葉に嬉しそうにしていたのは見ました。笑

今、改めて授乳後にスヤスヤ寝ている我が子の顔を見ると。
この子が居なければ多分、私が卵巣腫瘍に気付くこともなかったわけだし。
入籍が早まることもなかった。
色んなきっかけをこの子にもらった気がして、感謝しかありません。

生まれてきてくれて、ありがとうね。

この言葉が今1番当てはまるかも。


これからは育児という名の戦が始まります。
がむしゃらに頑張るしかない。
そんな感じです。