祝!次にくるマンガ大賞2022受賞!───スポ根!?女子フィギュアスケート物語! | 白兎屋稲衛門 商い控

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鳥取県在住自称マルチクリエイターのカオスなブログ!中国地方の霊峰大山を舞台にした怪奇ファンタジー小説『CROW-BOW伯耆大山天狗伝奇』を連載中!!その時々の気に入ったエンターテイメント作品もご紹介します。

 今回紹介します、気になるマンガは、つるまいかだ著/講談社アフタヌーンコミックス刊の『メダリスト』①~⑥(以下続刊)です! 


 今月号の月刊アフタヌーンで、また急展開有りましたねえ。結構結構。


 史上初?になるんですかね、女子フィギュアスケートもののマンガです。アイスダンスで日本選手権に出場しながら、プロ契約が結べずバイト生活の明浦路司(あけうらじ・つかさ)と、勉強も運動も得意ではないけど、フィギュアスケートに対し強い情熱を持つ女子小学生・結束いのり(ゆいつか・いのり)の出会いから、物語は始まります。


 母親にアイススケートをすることを認めてもらってないいのりが、自分に出来る範囲で一生懸命努力する姿を見て、自身も順風満帆と言えない選手生活を送って来た司は、彼女のコーチとなり、二人でオリンピックの『メダリスト』を目指すことになります。


 タイトルには『スポ根』と書きましたが、実際かなりフィギュアスケートの取材がしてあり、現在の非常に理論的なトレーニング方法が紹介してあり、さらにフィギュアスケート選手のシビアでリアルな一面も描いてあり、一時代の少年マンガみたいな、ファンタジーではありません。


 難解なフィギュアスケートのルールを分かりやすく説明してあるし、コメディシーンも面白く、出てくるキャラクターも可愛いし、演技のシーンも迫力があるので、是非ご一読を!


 アニメ化は出来ても、実写化は難しいでしょうねえ…。いのりのライバル・光ちゃんが天才過ぎなんで…。