少年ジャンプ+JK+落語=ギャンブル?! | 白兎屋稲衛門 商い控

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鳥取県在住自称マルチクリエイターのカオスなブログ!中国地方の霊峰大山を舞台にした怪奇ファンタジー小説『CROW-BOW伯耆大山天狗伝奇』を連載中!!その時々の気に入ったエンターテイメント作品もご紹介します。

 と、いうわけで、今回の気になるマンガは、原作・末永裕樹/作画・馬上鷹将/集英社ジャンプコミックス刊『あかね噺』①~②(以下続刊)です!


 いや、スゴいよね。冒険だよね。令和の時代にJKが落語に挑戦するマンガを、少年ジャンプでやるんですよ?青年誌ならわかりますけど。『べしゃり暮らし』とかあったし。


 ぶっちゃけ、ページを開けばほぼ超能力バトルマンガ雑誌となったジャンプで、一番リアルに近いのはこの作品じゃないでしょうか?


 私のような、一見さんからは入りやすいとは思うんですけど、題材が落語ですよ?今の若いコ付いていける?ヤバくないか?打ち切りとか有るんじゃない?とヒヤヒヤしながら読んでおります。


 ストーリーは、落語家である父を尊敬していた女子小学生の桜咲朱音(おうさき・あかね)が、父の真打ち昇進試験を母と観に行きます。その時、自分の持ち味を充分に発揮したはずの父の高座でしたが、審査委員長である一門の重鎮・阿良川一生(あらかわ・いっしょう)により、何故か破門にされてしまいます。


 この件が原因で普通の会社員になってしまった父の姿を見て、朱音は自分が父の落語の素晴しさを証明するため、落語家を目指して、父の師匠・阿良川志ぐま(あらかわ・しぐま)に弟子入りします。そして時が経ち、女子高校生になり───


 と、いうものですが…やー、好きなんですよ、パフォーマーの成長もの。自分も舞台に出る機会を結構貰ってた人間なので、非常に共感出来ますし、参考になります。


 週刊少年ジャンプの今週号で、阿良川一生が父を破門した理由を語りますが、これにどう対応するか───個人的には、彼の価値観に対し、逆の世界もアリだと思いますけど。是非皆さんもご一読下さい。